【HXH】 白の救世主

6話 「月日が経って」 ページ9

あれから 何ヶ月か経って 私も一人でお店を任せられるようになりました


ここ最近は何事もなく平和に暮らせています


＿＿＿＿＿＿ ハクアちゃーん



『はい！ 今行きます！』



呼ばれた方へ行ってみると、、


『あぁー おじさん！ また腰やっちゃったんです
か？
もう何回めです？？
お仕事のやりすぎですよ！ 少しは身体のことも考えてくださいね！
もう若くないんですよ？』



「働かねーと家族を支えらんねーからな！」


『それもそうですけど、私だけじゃなく 家族の方も心配してるんですよ？ 無理はしないでくださいね』






「どうだかねー 家族も俺のこと心配してくれてるんだか、、 わかりゃしねーよ」







『きっと照れくさくて言えないだけですよ ちゃんとご家族も心配してるんですよ！
ハイ 腰痛のお薬 忘れずに塗ってくださいね』




「ありがとね ハクアちゃん お勘定 ここに置いとくよ じゃあな」





『はーい ありがとうございました！』

お金の数を確認していると、、





あれ 多いような、、




『おじさん値段が少し多いですよ！ あとおつり！！
忘れてますよ！！ 』





私はおじさんの方へ駆け寄る




「ああ いいんだよ また 次もお世話になるからな！
受け取ってくれ！」

『え！？ それ また怪我する気満々じゃないですか！もう！
このお金は受け取れません！ ご家族のために使ってください お気持ちだけで十分ですよ！』





持っていたお金をおじさんの方へ押し付けると
おじさんは困ったような顔をしてあたまをわしゃわしゃとかいた




「こりゃ一本取られたな はは、 ハクアちゃんは素直でいい子だね お前さんみたいな娘がいたらなぁ」

その言葉を聞いた私は照れくさくなって思わず口が緩んだ






『何言ってるんですか 素敵なお子さんたちがいらっしゃるじゃないですか！

それに私はあそこにいますから"開店しているとき"は
いつで見来てくださいね！』






こんな風に私はお客さんと冗談交じりに会話できるようになりました

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