【HXH】 白の救世主

4話 「お手伝い」-1 ページ7

私は目を覚ました。

あれ？いつ、眠っちゃったんだろう…

たしか …

“ 私がハクアの母さんになってあげる ”

… そういえば、そう言ってたな、

『 夢じゃ、ないんだ… 』

自分でも口元が緩んでることがよくわかる


そういえば 、

今何時だろう …


そう思い、時計をみると


＿＿ 5:43


微妙な時間に起きちゃった 、


早い時間だけど、サテラさん、起きてるかな…


『よっと、、』


あれ 、 いい匂いがする …

匂いがする方へと足を運ぶと


ドアを開けた先にサテラさんが居た


「あぁ おはよう ハクア
お腹すいたでしょう？ こっちに来て一緒に食べようか」


『う、うん』

サテラさんの方へ行き、近くの椅子に座った


「『いただきます』」


言うと同時にスプーンをもち、スープを口に運んだ


『 っ、おいしい… 』



「 そう 、良かった、、」


サテラさんはそう言って笑った


・・・・・


しばらく無言が続く、


「 ねぇ、ハクア、こうやって、一緒にのご飯たべていると家族みたいじゃない？ ｣


『家族、、 うん…家族、みたい。』


あの悪夢が始まる前の食卓を思い出して
思わず口元が緩んだ。


食事が終わってサテラさんがお皿を洗っていると



「あ、そうだ、お店の準備してくるから、大人しく待っててね？」


『お店...？』


「そうよ、うちは薬屋やってるのよ」


このまま何もしないで過ごすのはなんか悪いかな、、、
お世話になってるのに、


『あ、あの！ 私、手伝います！』



「え？ いいのよ！ そんな気使わなくても！」


『でも、、、』


サテラさんは悩んだ顔をして私を見ている


「そこまで言うんだったら、、 う〜ん
(接客なんてどうかしら、、 んーでもまだ幼いし怖いだろう、、じゃあ 薬草とかなら、、 いやでもなぁ まだわかんないだろうからなぁ)」


「じゃあ 一緒にいくか！」


『！！ ど、どこへ？...ですか？」

いきなり 声をあげるものだからびっくりしてまった


「薬草取りに！ ちょっと遠いけどね...」


着ていたエプロンをはずし 私たちは外へ出た


外は人が多くて賑やかだ

家とかお店とかがいっぱいみえる、、 わあ 外の世界はこんなに綺麗なんだね

おじいさんが外に出ちゃダメ言うから、、



「ハクア？ こっちよ？」

『あ、はい！』

キョロキョロしてたら迷子になりそうだった
気をつけないと、、

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