【HXH】 白の救世主

11話 「すれ違い」 ページ14

家に帰るとサテラさんが出かける準備をしていた






『どうしたの？』






「あ、おかえりハクア早速だけど出かけるわよ」





どこへ？と聞いてみると





「あなた ハンター試験受けるんでしょ？
動きやすい格好にしないとね」






驚いた、サテラさんが知ってるなんて…





『そんな 気をつかわないでも、、』

「だーめ 行くよ！」







私の手をとり外へとびだした
でもなこの服が1番好きなんだよなぁ落ち着くし、、



サテラさんが向かったお店には可愛い服がいっぱいあって、どれも高そうだな…

私が迷っているとサテラさんは服を持ってきてくれた







「これきてごらん 似合うから！」






生まれてきてこのかた洋服という服をまだきたことがない。

私なんかがきてもいいのかな…
言われた通りにその服を着てみた








「わあ！ 似合う似合う！！ すっごい可愛い！！
よし！これ買おう！」






え、 早いな… サテラさん…
でもまあ 動きやすいっちゃあ動きやすいな…








「すいまーせんこれ着て帰ります！
お会計いいですか？ じゃあ ハクアは 外で待っててね！」








値札を取り外すされた服を着て外に出た

サテラさんを待っていると
見慣れた服を着た金髪の青年が通りすぎた


あれは…









『クラピカ！！』









彼は後ろに振り向いて私と目が合った


思わず彼の方に駆け寄る、と同時に




「君は…？… 会ったことがあったなら すまない…」




それを聞いた私はショックだった
私のこと覚えてないのかな…

『すみません… 人違い… でした…』





「そうか…」







クラピカが去って行く…

待って、待ってよクラピカ… 行かないで…





『… っ…くっ… 』









私は泣かないように我慢した
でも なんでかな… 不思議とまたいつか会える気がする…
クラピカ…







"私を忘れないでね"

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