65話「逆上」 ページ25
石ころが私たちのところまで飛んできた
目に当たらぬよう、目をつむった
ゆっくりと目を開けると、囚人は背中を見せるように振り返る
私は目を見開いた．．．
『ッ！』
「十二本の足を持つ蜘蛛の入れ墨....」
「極悪非道の悪名高い盗賊団」
『幻影... 旅団... でも.. 違う..』
「？ 違うって何が？」
『あのひと,
幻影旅団のメンバーなんかじゃないよ... 私には, わかる..』
頭の中で昔の映像がよみがえらせる
怖くなり、両手で自分を抑えてしゃがみこんだ
「ハクア？」
大丈夫？と心配してくれるゴンにできるだけ微笑んだ、そのせいかより心配されてしまった...
あまり思い出さないようにしていたのに... 忘れたいのに...
「ｱﾊﾊっ どうした？ 声も出ないのか？
俺様は旅団四天王の一人！ マジタニ！ 今のは挨拶代わりの一発だ！負けを認めるなら今のうちｄ ！！！ な、なんだ お、お前？！」
相手の顔色が変化した
「ん？ あ、あれ？ ！！あ゛ァ゛！」
圧倒的な殺気にまんまと降参していたが、クラピカは容赦なく殴った
その一瞬だけだけどクラピカの眼が緋色になっていたことはすぐにわかった
「忠告しよう.. 一つ、本当の幻影旅団の証には蜘蛛の入れ墨に段位番号が刻まれている、二つ、
やつらはころした人間の数なんか、いちいち数えちゃいない... 三つ、二度と旅団の名を語らぬことだ、さもないと私が貴様をころす...」
皆が唖然としていた
クラピカはゆっくりとこちらへ戻ってくる
クラピカside
「く、クラピカ、お、お前に近づいても平気なのか？」
「分かっていたんだがな.. 一目見て..大した使い手ではないことくらい.. あの入れ墨も理性では偽物だとわかっていた、 しかしあの蜘蛛を見たとたん目の前が真っ赤になって....
というか実は、普通の蜘蛛をみただけでも逆上して性格変わってしまうんだ」
「は、早く言えよ... そういうことはよう...」
「それより、ハクアは... 大丈夫なのか？ ...嫌なことを思い出させてしまったかもしれない...」
「ハクアなら奥で休ませているぜ 顔色悪かったし、具合悪そうなんだよ」
キルアの言う通りハクアは向こうで腰を下ろして俯いてた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
通りすがりの変化系能力者 - 絵が凄いお上手ですね。もっと描いてくれると嬉しいです。 (2018年3月21日 17時) (
レス) id: 3ef5cb02f9 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - あの、休憩室に入ってからかな？…レオリオがレオルオになってますが… (2017年8月8日 5時) (レス) id: 5e90ab7ab4 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 喜んでもらえて私も嬉しいです！！ (2017年7月3日 17時) (レス) id: 6851417439 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - はああああああ！！！！！ スヴァらしいいいですうううううう！！！！ ありがとうございますありがとうございます！！！！ (2017年7月3日 6時) (レス) id: 9069044b6f (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - りんごさん» うわあああああああ嬉しいえです！！！！！！ 早速貼ってみますね！！！！ もうありがとうございます！！！！！ (2017年7月3日 5時) (レス) id: 9069044b6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 | 作成日時：2017年1月15日 12時
