47 ページ3
貴女side
目覚めると知らない場所にいた
目の前は真っ暗で何も見えない
どこかに隠された?
貴女「………寒い………」
ここ、どこなんだろう
寒い
とても寒い
誰もいない
真っ暗なところ
昔を思い出すな
貴女「兄さんが私を助けてくれたんだよな」
喋るのも苦しくなってきた
息も苦しい
このまま死んじゃうのかな?
貴女「ハハッ、惨めだな」
自分があまりにも惨めすぎてなんとも言えない
こうもあっさり死ぬとは思わないよ
しかも合宿中に
予想外は面白いから好きなんだけどね
貴女「寝たら死ぬだろうな。叫んでも死ぬだろうな」
安らかに、そして華麗に死のう
そしたら私を見つけた人は思うだろう
『美しい』と
貴女「ま………に……くな……に……な」
誰にも聞こえない声で呟いた
ゆっくりと目を閉じて、胸に手をあてた
そのとき
バンッ
大きな音が聞こえた
誰かが来た?
それとも幻聴?
どっちでもいっか
助けに来てくれた人には感謝するだけ
幻聴の場合は死が近づいてるだけ
どちらか1つの行動をとるだけだから
さぁ、どっちだ
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ステラ(プロフ) - コメントありがとうございます!そう思ってくださり嬉しいです! (2017年11月14日 20時) (レス) id: 4afd749949 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね! (2017年11月13日 10時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ステラ | 作成日時:2017年11月10日 22時