▽ No.38 ▽ ページ42
_ A sido _
そう互いに自己紹介した後は、
星太郎がニコを診察室に連れていき、
後に残ったジューゴ達は、ハジメから一発くらった後、牢獄に戻された。
そして、ハジメと二人っきりになってしまった。
・
「そういや、なんでAがここにいるんだよ。」
あっ…、すっかり忘れてたわ。
「もしかして、猿と喧嘩して五舎から追い出されたのか?? それで、新しく担当する号舎を探しt…」
『なわけあるか』
まぁ、口喧嘩はしたが…。
『はい、これ』
「ん?」
書類を渡すとハジメは、素直に受け取る。
『猿門から ″ この書類を渡せ ″ と頼まれてここに来た。』
「ふーん、つまりは雑用係か」
『雑用じゃないし、立派な仕事だわ』
「あっそ」
そう興味なさそうに、返事をしたハジメは書類をペラペラと捲る。
…そして、
僕はふと気になって時計を ″ チラッ ″ と見ると、書類を十三舎の主任に渡すのにかなりの時間がかかっていた事に気づく。
『やばい…』
そう僕が呟くと、ハジメは「…何がだ」と、返答する。
『書類をハジメに渡すのに、無駄な時間がかかってた事に今気づいた…』
そうハジメに言うと、「それがどうしたんだ?」と
返ってくる。
『猿門に怒られちゃう…』
そうハジメの顔を見て言うと、
「ドンマイ」
と返ってきた。
…
『″ ドンマイ ″ って… いやいやいや!!!
ここの囚人のせいで無駄に時間がかかったんだよ?!! どうしてくれんだよッ!』
「キャンキャン五月蝿いぞ、狼」
『いや狼じゃないし、まず猿門を説得しろよ!』
「うっせーな、俺は無駄な労働をしたくねぇんだよ」
『はぁ?!! ふざけろ!!』
そうハジメに対して不満をぶつけ続けていたら…
41人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まろん(プロフ) - リャン推しのあきさん» はじめして。 毎日読んでくださってありがとうございます!一人称も、工夫していたので、そう言ってくださって工夫したかいがありました。はい、ありがとうございます(´∀`)とても励みになります…! (2018年6月23日 19時) (レス) id: c5d1be9e9a (このIDを非表示/違反報告)
リャン推しのあき - はじめまして! 毎日読ませてもらってます! 夢主の一人称が、裏表の差 で変わって新しい感じで好きです!((( とりあえず、続きが楽しみ( ˇωˇ ) これからも頑張ってください(`・∀・´) (2018年6月23日 14時) (レス) id: 9019215b49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有機酸 x他1人 | 作成日時:2018年6月19日 1時