▼ No.25 ▼ ページ27
_ A sido _
「こら!アンタ達!」
(聞き覚えのある声…。)
そう思いながら、声がする方を振り返る。
「あっ、キジさん。」
「っち…」
「アンタ達、いい加減にしなさいよ!
もう…、女の子見るとすぐそうやって下着の色を聞くんだから…。」
困った様に、眉をひそめる。
確か…初日に僕を、頑固拒否した人だ。
そう思いながら、その人をじーっと見る。
そこで、僕の視線に気づいたのか僕に話しかける。
「あら、貴女は確か…」
『改めまして、五舎に務めている如月Aです。』
「やっぱり!」
そう言い僕の顔をジロジロと見る。
(あれ?僕の顔になんか、ついてる…??)
そう思って、ヒヤヒヤしてると…
「…よく見ると、貴女って意外と″美人″ね…!」
えっ…?
「肌もモチモチで…」
そう言いベタベタと僕に触る。
何この人…、怖い…!
『あっ…、あの!』
「キジさん、美しいAさんが困ってますよ。」
そう3番が言ってくれたおかげで、やっとこの人から解放された。
(よし、今の一言で、てめぇの印象上がったぞ…!)
「あら、ごめんなさいね。
…だけど、」
そう言いかけ僕にデコピンをする。
『いたッ…!』
「Aもれっきとした女の子なんだからそう簡単に、下着の色を教えちゃダメよ!」
そう言い僕に注意する。
(この人、オカンみたい…。)
そう思いながら、デコピンされた所を手で抑える。
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まろん(プロフ) - リャン推しのあきさん» はじめして。 毎日読んでくださってありがとうございます!一人称も、工夫していたので、そう言ってくださって工夫したかいがありました。はい、ありがとうございます(´∀`)とても励みになります…! (2018年6月23日 19時) (レス) id: c5d1be9e9a (このIDを非表示/違反報告)
リャン推しのあき - はじめまして! 毎日読ませてもらってます! 夢主の一人称が、裏表の差 で変わって新しい感じで好きです!((( とりあえず、続きが楽しみ( ˇωˇ ) これからも頑張ってください(`・∀・´) (2018年6月23日 14時) (レス) id: 9019215b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有機酸 x他1人 | 作成日時:2018年6月19日 1時