▽ No.24 ▽ ページ26
_ A sido _
『言うわk…』
「ハニーくん、そんなんだから僕より下なんですよ。」
そういい黄緑色の髪色した男が82番を煽る。
「ごめんなさい、美しい看守さん。
僕に免じて、どうかハニーくんのご無礼をお許しください。」
そういい、ウインクする。
(…82番より、まとも奴だな。)
そう思ったのも束の間…
「ちなみに、囚人番号3番のトロワです。
…ところで、″今日の下着(上)は何色″ですか?」
前言撤回、
こいつも殴る。
「おい!
トロワてめぇ、抜け駆けすんじゃねぇ!!」
3番の隣を見ると、さっきまでの穏やかな82番じゃなくて、髪の毛の毛先が矢印になった82番がいた。
「抜け駆けしてるのは、ハニーくんです。
それにほら…、美しい看守さんが驚いてますよ?」
「あっ、…コホン。
良かったら質問に答えてください。」
そういい、さっきまでの穏やかな82番に戻り、またイケメンスマイルで、僕に問う。
(もうてめぇの本性バレてるよ…)
そう思いながら、溜息をつく。
…これ以上、3番と82番の為に、無駄に時間を消費したくないので、大人しく二人の質問に答える。
『…僕の下着の色は、上下とも紫色です。』
嘘だけどな。
そう答えると、82番は興奮し、3番は、目を輝かせていた。
「それはそれは…、貴方にとてもピッタリですね…!」
「ちなみに、素材などは…??」
えっ…、まだ聞くの…??
『えっと…』
41人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まろん(プロフ) - リャン推しのあきさん» はじめして。 毎日読んでくださってありがとうございます!一人称も、工夫していたので、そう言ってくださって工夫したかいがありました。はい、ありがとうございます(´∀`)とても励みになります…! (2018年6月23日 19時) (レス) id: c5d1be9e9a (このIDを非表示/違反報告)
リャン推しのあき - はじめまして! 毎日読ませてもらってます! 夢主の一人称が、裏表の差 で変わって新しい感じで好きです!((( とりあえず、続きが楽しみ( ˇωˇ ) これからも頑張ってください(`・∀・´) (2018年6月23日 14時) (レス) id: 9019215b49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有機酸 x他1人 | 作成日時:2018年6月19日 1時