▼ No.15 ▼ ページ17
_ A sido _
五舎の門をくぐりぬけ、やっと看守室に着いた。
「お前の机は、あれだ。」
そういい資料以外何も置いてない机を指さす。
そこで僕は、机に座り資料を触る。
ふと気になってある牢の資料で手を止める。
(8牢…)
その牢には、"天才気功士"や、"天才薬剤師"、そして"天才武術家"…
なんと、8牢には天才しかいなかったのだ。
そこで、僕は気になって猿に聞く。
『なー、8牢の囚人って何者なんだ?』
「てめぇ、口の利き方どうにかしろ。」
『別にいいじゃんか、主任同士なんだし。』
「お前は、"元"主任だろ?」
『はいはい…
で、8牢の事聞かせてよ?』
「ったく…、
8牢の奴らは、五舎の中ではとても優秀な囚人だ。
特に、2番。…あいつは強い。
(ふーん…)
まっ、俺には敵わねぇがな。」
そういいドヤ顔をする猿。
そんな猿を、無視して僕は椅子から立ち、
8牢に向かう。
「ちょっ…、おい!!
どこ行くんだ!!」
『ちょっと8牢行ってくる。』
「あぁ?!!
てめぇーにやらす仕事いっぱいあんだぞ!?」
『あー…、用が済んだらすぐ帰るし大丈夫。
…それに、資料なんてすぐかけるから。』
そう言い残し、看守室を出る。
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まろん(プロフ) - リャン推しのあきさん» はじめして。 毎日読んでくださってありがとうございます!一人称も、工夫していたので、そう言ってくださって工夫したかいがありました。はい、ありがとうございます(´∀`)とても励みになります…! (2018年6月23日 19時) (レス) id: c5d1be9e9a (このIDを非表示/違反報告)
リャン推しのあき - はじめまして! 毎日読ませてもらってます! 夢主の一人称が、裏表の差 で変わって新しい感じで好きです!((( とりあえず、続きが楽しみ( ˇωˇ ) これからも頑張ってください(`・∀・´) (2018年6月23日 14時) (レス) id: 9019215b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有機酸 x他1人 | 作成日時:2018年6月19日 1時