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ピピ39.2"
渉「何で…無理しやがって…」
渉は…冷凍庫からアイスロンと救急箱から､風邪薬とお水をもってAの寝室に行くと…うっすらと目を開けたA…
『わ…たる？』
渉「薬…飲めるか？」
『起き…るのも…辛…ぃ…』
渉「でも…飲まないと治らないぞ。」
『後…で…飲むから…』
辛そうなAをほっておけなかった渉は…風邪薬の粒をAの口に入れて、お水を口移しで飲ませると…
Aは、"コクン"っと飲み込んだ。
渉「飲めたみたいだな。」
すると…Aは…再び眠りについたのだ。
眠ったAのおでこに優しくキスを落とし…髪の毛を優しく撫でながら…
渉「ずっと…傍に付いててやるからな。」
プルル プルル
渉のスマホが鳴った。
着信"藤ヶ谷太輔"
渉「もしもし？」
太輔「もしもし??遅くに悪い…A様子が気になってさ。大丈夫か？」
渉「やっぱ…お前も気になるんだな。」
太輔「当たり前だろ。お前に…Aを紹介したのは、誰だと思ってんだよ。」
渉「それは感謝してるって！さっき…薬を飲ましたから…落ち着いて眠ってるよ。」
太輔「まぁ、いいや。明日…8時から歌の収録だから…遅れるなよ。」
渉「分かってるよ。アイツの傍にいてやりてぇーから、そろそろ切るぞ。」
電話を切った渉…
太輔「渉の奴…一方的に切りやがって!!」
健「ワッターもガヤさんより彼女の方が大事なんだよ。」
太「本当にアイツは…俺に感謝してるのかよ。」
宏「横尾さんは、きっと…お前に感謝してるよ。」
一方…Aは？
『渉？居てくれたの？』
渉「心配かけんなバカ。熱あるのに…無理してきてんじゃねぇーよ。」
『デート出来なかったから、やっぱり直接"おめでとう"って言いたかったから！』
そして...渉がAのおでこを触ると...
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2018年7月23日 12時
