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千母「横尾くん。健永の容態は？」
横「一命は取り留めたみたいなんですけど、まだ油断は出来ない状態だと...先生が言ってました。」
千母「そう...私とAちゃんで、健永の傍にいるから、あなたは、先生の所に行って、詳しく聞いてきて。」
千父「分かった。」
藤「渉。Aちゃんは？」
横「Aちゃん...。ＩＣＵに入ってから、まだ...一言も喋ってないんだ。」
『ねぇ...。健永。目...開けてよ。』
千母「Aちゃん。休憩室に行こっか？」
『ここにい...。』
放心状態のAを立たせて健永の母が、休憩室に連れて行った。
千母「あなた達に、息子を任せてもいいかしら？」
千以外「はい。」
千母「ごめんなさいね。」
Aは、休憩室で、千賀の母から、温かいココアを受け取り飲んでいた。
メンバー全員で、眠ってる健永に、声を掛けると...微かに千賀の手が動いた。
宮「千ちゃん？」
宮以外「千賀!!」
千「...お前...ら。」
すると...ゆっくりと千賀の目が開いたのだった。
けど、何故か千賀の様子がおかしい。
横「ニカっ。先生を呼んでこい。んで、宮田は、休憩室にいるAちゃんと健永のお母さんを呼んでこい。」
ニ･宮「分かった。」
千「なぁ...ミツ。ここはどこだ？」
北「病院だよ。お前...トラックと衝突してずっと、眠ったままだったんだぞ。」
千「ふーん。」
北「...ったく、心配かけさせんな。」
千「わりぃー。」
すると...千賀の父親と先生が入ってきた。
千父「先生。どうですか??」
先「もう...心配ありません。」
千父「ありがとうございました。」
宮田から知らせを受けたAと母親も病室に駆けつけた。
千母「健永!!」
千「親父も母さんも何してんだよ。こんな所で...」
千母「二階堂くんから、連絡を貰った時は...心臓が止まるかと思ったわ」
千「ごめん。」
すると...千賀は、母親の隣にいる女の子をじーっと見つめていた。
Aが、健永って名前を呼ぼうとしたその時...千賀から耳を疑うような声が返ってきたのだ。
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2018年7月23日 12時
