Love Triangle～三角関係の恋 (ページ4)

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Story.03 ページ4

玉「それに、俺は･･･ガヤの知らないアイツの弱点だって知ってるんだぜ。」

放課後･･･Aのスマホが鳴った、

着信”お母さん”

百「誰から？」

『んっ？お母さん。もしもし？』

美「あっ･･･もしもし？A。お母さんだけど･･･授業中にごめんね!?」

『ううん。今･･･放課後だから、大丈夫だよ。どうしたの？』

美「あのね？今･･･裕美子と奈央子が来てるんだけどさ。」

『うん。それで？』

美「今日･･･裕太くんと宏光くん達を呼んで、BBQパーテイーをしようって話してたところなの。」

『いいんじゃない？裕太と宏光には聞いたの？』

美「それが、まだ聞いてないのよ。」

『それじゃ･･･私が裕太と宏光に聞いてみるよ。LINEで返事するから。』

美「うん。お願いね。」

『それじゃ･･･切るね？』

電話を切ったAが、教室に戻ってきた。

百「お母さん･･･何だったの？」

『あぁー。今日、裕太のお母さんと宏光のお母さん達とBBQパーテイーをするんだって。それで、友達も呼んであげなさいって･･･今日、もし予定がなかったら、参加する？』

百･加「「もちろん。行くに決まってるじゃん!!」」

『ハモった。凄っ!!･･･だよね？』

そして･･･Aは、裕太達の所へ･･･

『ねぇー。ちょっといい？』

玉「んっ？何だよ。」

『宏光も来て。』

北「俺も？」

藤「A!!俺は？」

『太輔はいい。』

Aは、二人を教室のベランダに連れ出した。

玉「んで、なんだよ。」

『さっき･･･お母さんから、連絡があったの。』

玉「ふーん。それで？」

『裕太と宏光のお母さん達と今日･･･BBQパーテイーをするって話になったらしいの。』

玉「まぁ･･･親父がちょうど今、単身赴任で家にいても寂しいから、寂しさを紛らわす為に、ミツのお母さんとお前のお母さんを無理やり誘ったんだろうな。」

『それで、どうする？私は、もう･･･百合香達を誘ったけど･･･』

北「俺は、お前の頼みなら･･･参加してもいいぜ。」

玉「たまには、俺も親孝行しねぇーとな。分かった!!参加してやる。」

北「ついでだから･･･アイツらも誘ってやるか。」

玉「･･･だな。」

『ねぇー。太輔だけは、誘わなくてもいいからね。』

玉「何でだよ。お前の彼氏だろ？」

『いいから。絶対に呼ばないでよ。』

北「A･･･。言いづらいんだけど、後ろにいるよ。藤ヶ谷!!」

『えっ？』

Aが、振り返ると･･･腕を組んで立っていた。