Story.02 ページ3
百「玉森くんに好きな人がいるって知った時･･･この恋を諦めようかなって思ってたんだ。その時にね？席がたまたま隣同士だった横尾くんに言われたの。失恋してもたくさん恋をすれば、次に進めるぞって･･･。」
加「カッコイイ事･･･言うじゃん。」
百「それから、いつしか･･･横尾くんの事を目で追うようになっちゃって。」
加「その百合香の思い･･･渉くんに届くといいね？」
百「そう言う･･･加奈とAは、どうなの？好きな人とか居ないの？」
加「私は、いるよ。好きな人･･･。」
百「Aは？」
『私？いるわけないじゃん。』
加「けど･･･藤ヶ谷くんと一緒にいる所･･･見かけるよ。」
百「確かに･･･付き合ってるの？って思うぐらい。」
『馬鹿な事言わないでよ。あんなクールで超ドSな彼と勉強しか取り柄のない地味な私が、釣り合うわけないじゃん。』
加「えっ？藤ヶ谷くんって、ドSだったの？私達には、あんなに優しいのに･･･」
『知らなかったの？私が思うに、藤ヶ谷太輔は、裏の顔を持つ･･･悪魔王子だと思うな。』
そんな、百合香達の会話を地獄耳と言われてる藤ヶ谷太輔が聞いていたのだ。
横「太輔･･･彼女に、そんな風に思われていたんだな。」
藤「あの野郎･･･。」
北「でも･･･藤ヶ谷も見た事ないんだろ？メガネをしていない時のAの素顔･･･」
藤「俺と二人でいる時も･･･アイツ、絶対にメガネを外さないんだよ。」
玉「えっ？ガヤ･･･Aの彼氏なのに、まだ･･･見たことないの？Aの素顔。」
藤「あぁ？お前は、あるって言うのかよ。」
玉「もちろん、何回でもあるよ。Aのメガネを外した時の素顔。幼なじみだからね？俺とAは。」
北「ちょっと待て。俺もAの幼なじみだっつーの。」
藤「は？何で、玉が見れて、彼氏の俺は･･･見てないんだよ。」
玉「がやは分かってないな。幼なじみの俺らと恋人である彼氏の前では、素顔を見せたくない時だってあるんだよ。」
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宏花(プロフ) - これから、どうなるか、楽しみです。次の、配信楽しみに待ってます。 (2019年8月31日 18時) (
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2019年8月31日 17時
