Love Triangle～三角関係の恋 (ページ19)

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Story.17 ページ19

北「玉!!止めろ。」

玉「殺されたんだよ。」

北「玉。」

藤「玉!!それで･･･？」

玉「賀川は、警察に現行犯逮捕されたけど･･･Aにとっては、目の前で最愛の恋人が死んじゃって･･･かなりショック状態が激しかったらしい。」

加「Aは、怖いのよ。アイツが、仮出所して･･･太輔くんまで同じ目に遭ったら、どうしようって･･･だから、付き合うのも戸惑ってたのよ。」

北「藤ヶ谷は･･･似てるんだよ。璃玖(りく)に･･･な。」

藤「璃玖って･･･Aの恋人？」

北「そう･･･。璃玖とAと俺と玉は、幼なじみでいつも一緒に遊んでた。」

『璃玖･･･。』

加「A!?」

『太輔･･･アイツが仮出所したら･･･私と別れて？』

藤「別れるわけねぇーだろ。大丈夫だ。俺は、璃玖って男みたいに、そう簡単に殺されたりされねぇーから。」

『でも･･･』

加「A。太輔くんを信じてあげなきゃ･･･。今の恋人は･･･太輔くんなんだから。」

藤「A。俺を信じろ。必ず守ってやる!!」

横「A!!俺らも守ってやるから。」

『信じていいの？璃玖みたいに･･･居なくならないで？』

藤「大丈夫だから。」

美「太輔くん。Aの事･･･ちゃんと守ってあげてね？私にとって･･･大切な娘なの。」

藤「はい。必ず守ります。」

加「A。大丈夫だよ。私達だっているんだから。」

横「太輔。暫くは、お前が･･･Aのそばに居てやれよ。」

藤「･･･んな事分かってるよ。」

美「A。絶対に太輔くんの傍を離れたらダメよ。」

『･･･うん。』

Aは、毎日･･･太輔と太輔のバイクで一緒に登校する事となったのだ。