巨乳の時間 ページ31
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「なーんか態とらしい先生だね？」
頭の後ろで腕を組んだ業が隣のAに話しをふる。
「と言うより、敵意しか感じないんだけど。」
まっすぐとAの視線を辿れば、業は納得したように「あぁ」と呟いた。
「……A小さいもんね。」
「失礼ね！Dはあるわよ!!」
平然と言いのけた業にAは、つい自分のカップ数を公言してしまう。
「日暮Dカップなのか〜！」
「着痩せするタイプなんだな！それはそれでアリだ!!」
デレデレと鼻の下を伸ばす岡島と、顎に手をあて呟く前原に、耳を真っ赤にするA。
「だっ、だいたいね、超生物の殺せんせーに色仕掛けなんて効くわけ……」
仕方なく席に座り直したAは足を組み 頬杖をつきながら殺せんせーへ視線を戻す。
「にゅるふ〜ん。」
顔を桃色に染め、イリーナの谷間を覗く殺せんせーの姿。
「効くのかよっ!!!!」
これには思わずツッコミを直に入れたA。
なんのひねりもない殺せんせーの表情に、Aのみならず生徒達もツッコミを入れる。
一応、渚は弱点表を付け足した。
「最っ低!!信じらんない!!」
汚物を見るような目で殺せんせーを見るA。
「見れば見るほど素敵ですわ。その正露丸みたいなつぶらな瞳。曖昧な関節。私、虜になってしまいそ〜う！」
「いや〜、お恥ずかしい。」
どこをとっても当てはまらないものばかりの殺せんせーは、気付いていないのかデレデレだ。
「(騙されないで殺せんせー)」
「(そこがツボの女なんていないから)」
色仕掛けにはちょろいことが分かった岡野、中村はそんな殺せんせーを見て心の中で囁いた。
「(てゆうか、さっきから…)」
「(一番後ろから物凄い殺気が……)」
それとはまた別に、矢田と倉橋が感じた密かな殺気。言うまでもなくAなのだが、かなりご立腹のようだ。
「日暮さん、随分と怒ってるね？」
茅野が隣の渚に小さい声で呟いた。
「うーん。……多分、尊敬してた殺せんせーがあんな手に引っかかるのが腑に落ちないんだと思う。」
だが、彼ら生徒はそこまで鈍くない。
この時期にこのクラスにやってくる先生が只者じゃないことくらい分かっていた。
「あれ、Aどこ行くの〜？」
まだホームルームが終わっていないのに席を立つAに業が問いかける。
「胸クソ悪いから先に出とくの！」
「ふぅん。……じゃ、俺も出よっと。」
立ち上がり、二人は殺せんせーに気づかれることなく教室を後にした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています（ ; ; ） (2023年5月4日 16時) (
レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ！明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。｢迷惑だったらごめんなさい~~｣とか先に言えばどうですか？黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月9日 17時
