超生物の時間 ページ4
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渚said
教室へつくと、僕らは自らの席へ向かう。教科書を取り出していると、日暮さんの席の元へE組の皆が集まっていた。
「日暮さん！始業式、私たちの言いたいこと言ってくれてありがとう！」
「すっげぇすっきりしたぜ！」
呆気にとられる彼女に、矢田さんは手を掴み、前原くんも彼女の肩に腕を回して礼を言った。
「見たかよあいつらの悔しそうな顔！」
「やるじゃん、日暮ちゃん！」
岡島くんや中村さんも思い思いの言葉を口にする。あっという間にE組の話題は今朝の日暮さんの行動で持ち切りだ。
彼女は元々A組だったけど、僕達を蔑んだり貶したことは一度もなかった。どこか遠い目で僕らのことを見守ってくれた気さえしてた。
「私は、言いたいこと言っただけだから。……でも、皆の役に立てたみたいで嬉しいな」
気恥ずかしそうに笑う日暮さんの笑顔は、本当に嬉しそうだった。
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四月。それは突然現れた。謎の超生物が月を爆破した犯人だと自ら政府に告発したらしい。そして何故か新任教師に任命。
マッハ20という脅威すぎるスピードと、うねる触手の数。ENDのE組である私たちは、防衛省から暗殺を依頼された。
「殺せるといいですねぇ、卒業までに」
いきなりそんな事を言われても、ENDのE組というレッテルを貼られている身にとっては随分と迷惑な話だ。そんなにすごい超生物が何故普通に教師になったのかも引っ掛かるところだが。
「百億円か…。」
放課後の帰り道、防衛省の烏間さんから支給されたゴム製のナイフを見つめながら報酬の金額を呟いた。
いくら報酬がすごかろうと、あの音速タコを殺すなんて至難の業。百億円など夢のまた夢な気さえする。
「おやおや〜？そこにいるのは、E組に落ちた日暮さんじゃないか」
「ギシャシャシャシャシャ。
久しぶりだな、日暮。」
後ろから聞こえた独特な声と笑い声に、思わず歩いていた足を止めて振り返る。
……五英傑だ。
「……E組に落ちた私をわざわざつけるなんて、五英傑さんも随分暇なのね。」
ナイフケースをポケットにしまい、荒木たちに向けて言葉を放つ。
「なに。元クラスメイトがE組でやっていけているのか心配しているだけさ。」
わざとらしい言葉と笑みで間から出てきたのは、彼女が落ちる切っ掛けとなった人物。「浅野学秀」であった。
「浅野くん…。」
「久しぶりだね、日暮さん。」
冷めきった目で見据える浅野のその先には、一体何が見えているのだろうか。
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています（ ; ; ） (2023年5月4日 16時) (
レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ！明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。｢迷惑だったらごめんなさい~~｣とか先に言えばどうですか？黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月9日 17時
