体育の時間 ページ18
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烏間先生から教わることとなった体育の時間。ナイフの素振りを行う生徒達。殺せんせーは砂場でいじけていたけれど、生徒達からすれば体育は人間の先生から教わりたかったと感じていたので満更でもなかった。
「多少の心得くらいあれば、素人二人のナイフくらい俺でも防げる。」
烏間先生にナイフを当てる。それだけのはずなのに、クラスでも運動神経が優れている磯貝と前原の動きを完璧に交わして見せた。
「さすが烏間先生！」
「陽菜乃ちゃん、嬉しそうだね」
相変わらず烏間先生贔屓な彼女に、苦笑いを零すA。
「俺に当てられないようでは、マッハ20の奴への攻撃は皆無だ。」
腕を掴まれ、地面に叩きつけられる磯貝と前原にクラス中がどよめく。
挙句の果てに、殺せんせーは砂場で立派な大阪城を造り、優雅にお茶をたてていた。その余裕振りが癇に障る一同。
「ナイフや狙撃。暗殺に必要な数々。体育の時間で俺から教えさせてもらう。それと日暮さん。」
「は、はい！」
烏間に目を向けられ、緊張のあまり背筋を伸ばすA。
「君の実力もこれから伸ばしていくうちに必ず奴へ一矢報いることができるだろう。その為にも精進するように。」
「はい！頑張ります！」
防衛省の方直々に認められ、嬉しさのあまり少しだけ頬が緩む。
烏間先生の解散の言葉により、生徒達はそれぞれ教室へと向かう。
「烏間先生、ちょっと怖いけどかっこいいよね！」
矢田が少し頬を赤らめながら言う。
「ナイフあてたら、よしよししてくれるかな？」
「どうだろうね」
烏間先生のことが好きな倉橋がうっとりしていると速水もそれに便乗した。
「いいなぁ、Aちゃん。さっそく烏間先生に褒めてもらえたんだもん」
羨ましいという顔でAに詰め寄る倉橋。
「う、うん。ちょっとドキドキした…。」
「おおっ！Aは烏間先生みたいな人がタイプ？」
頬を染めた彼女に、矢田が脇腹をつつきながら茶化す。
「ちち、違うわよ！確かに誠実そうな人だけど…タイプとかじゃなくて！」
先程よりも、顔を真っ赤にしてぶんぶんと首を横に振る。
「ええ〜じゃあAちゃんのタイプってどんな人？」
倉橋が腕に抱きつきながら聞く。
「いきなりそんなこと言われても……」
「じゃあ例えるなら誰？」
たじろぐ彼女に、追い打ちをかけるよう速水も興味深げに聞いてきた。
弱ったな……と苦笑いしながらも考えてみる。後ろで騒がしい殺せんせーはさておき。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ぜろ(プロフ) - 更新お待ちしています（ ; ; ） (5月4日 16時) (
レス) id: 8c08daaa99 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きな莉愛 - 優花さん» 私もネガティヴ何でね。別に馴れ馴れしくて大丈夫ですよ！明るい人とかはそういう人いそうなので。ネガティヴな発言になる前にダメだった場合のことを想定していってみればどうですか。｢迷惑だったらごめんなさい~~｣とか先に言えばどうですか？黙病だったの可哀想です (2018年8月26日 22時) (レス) id: ed92431d27 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 15時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 勇気の時間の迷惑じゃないかな…とかなってるとことか私に似すぎて逆に吹いたw既読無視はダメだし,やりたいけど迷惑…不参加でも非協力的だのなんだので省られそう…とか考えちゃうんです…ネガティヴなんですよ´・д・` (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
優花 - ………長々と愚痴ってすいませんでした。いきなりなれなれしく話してて本当にすいません。 (2017年10月18日 1時) (レス) id: 009eab373c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月9日 17時
