【狼ゲーム】お前しか勝たん。【短編集】

聞き込み　/一条ツバキ ページ7

ツバキ「…で、この人物と関わりはあったのか？」

ｳｨｯｽ。

Aです。今病院で、事件の聞き込みされてます。(≧∇≦)ﾃﾍｯ

テヘッじゃねえのよ。やばいよ？事件の聞き込み。

あとこの一条ツバキさん可愛い。

ツバキ「…おい、話を聞いているのか？」

『あ，さーせん聞いてなかったです。そういえば苗字同じですね。運命ですかね。』

ツバキ「この人物と関わりはあったのか聞いてるんだ」

うん、スルーはやめよ？すごい傷つく。

まあ事件の聞き込みでボケる私が悪いのか…

『苗字が同じだなんてまるでなんだか結婚してるみt…』

ツバキ「そろそろ答えないと連行するぞ」

『ｿﾉﾋﾄﾜｶﾗﾅｲﾃﾞｽﾜツバキお姉様。』(早口)

ツバキ「誰かお姉様だ。お前の姉など勘弁だ」

あ、やっと反応してくれた。嬉しい。

でもやっぱり毒ぜ…(殴

ツバキ「…まあいい、この建物を知っているか？」

『………んー…どうだかなぁ。記憶もちょっと無くしちゃってますし、
　もしかしたら覚えてるのかもしれないですけど。今の私にはさっぱり…』

ツバキ「記憶の損失………そうか、わかった。今日の聞き込みは終わりだ。
　 明日も来る」

『わかりましたー。回復頑張りますわ、お姉様』

ツバキ「それはやめろと言っているだろ…」

はぁと溜息をついてツバキさんは私の病室から出て行った。

『…はーぁあ』

真似をする様に、私も溜息をつく。

…記憶の損失なんて、嘘だ。

　…「ツバキちゃん」に嘘はつきたくないよ。

でも。

これだけは言っちゃいけない。

私達があの建物で何をしたか。

どんな人と関わったか。


…その人達が、どんな最期を迎えたか………

ごめん。

ごめんね。

普段、あんなキャラじゃないのに。

お調子キャラの演技して。

ごめん、ツバキちゃん。

…決して代わりって訳じゃない…けど。






ツバキちゃん、…小さい頃のお姉ちゃんに似てたから。


私が小学生の時に、私が家出しちゃったんだっけか？

名前もおんなじ。

目の色とか、髪の毛も…


同じだった………かな？


ツバキちゃん、嘘ついてごめんね。

迷惑も掛けて本当ごめん。


でも、









私のお姉ちゃんは貴方だって、信じていいですか？

無表情でホラゲーやってみたよ！！→←おう！！！！？？？？

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