112 寮へ、いざ行かん…!! ページ42
爆豪「てめぇのせいでオレの計画が全部パーだわ…」
ﾎｰｸｽ「まぁまぁ、多分これが一番良かったんだよ」
爆豪「あ"？んな遠回りじゃ何年もかかるっつーの」
ﾎｰｸｽ「いや、あの子にはこのくらい遠いほうがいいんだよ
ゆっくり自分と、他人と向き合ってく、その時間がキミたちとは違って長いんだ」
爆豪「…何が言いてぇんだ」
ﾎｰｸｽ「要は、“あの子を諦めて”ってことかな」
爆豪「あ"ぁ!?お前この前“伝えてこい”って……!!!」
ﾎｰｸｽ「“伝えてこい”とは言ったけど〜
……認めたわけじゃないからねぇ…そこんとこ勘違いされたら困るよ〜」
爆豪「はぁ!?てめっ………
…オメェはなんでそこまであいつに執着してんだよ」
ﾎｰｸｽ「んー……やっぱり…“愛”じゃない？」
爆豪「…んなもんオレだって…」
ﾎｰｸｽ「キミの言ってる“愛”とは違うんだ
ｱﾊﾊｯ心底わからないって顔してるね、面白い
これはオレの持論だけどね、“愛”は邪魔にもなり得るんだ」
爆豪「…どーゆーことだ」
ﾎｰｸｽ「キミの言ってる“愛”は恋愛的だろ？
オレの言ってる“愛”は家族的なんだ
オレとあの子は家族同然、家族だからあの子をオレは愛す
家族っていうのは血がつながってるものだろ？
たとえ相手が嫌いでも、血が繋がってる以上、そこには“愛”があるんだ
あの子が産まれたのも一つの“愛”があったから
キミの“愛”は所詮他人からに過ぎない
あの子の人生で必要なのは恋愛の“愛”じゃなくて、純粋な“愛”、家族愛なんだよ」
爆豪「……んだよそれ……お前はオレのが純愛じゃねぇっつーのか？
じゃなんだ、てめぇの言う純愛はあいつにとって本当に必要なのか」
ﾎｰｸｽ「今のところね、あの子に必要なのは純粋な“愛”なんだよ
もちろんそれは15歳でも、17歳でも、
あの子は家族愛を知らない
まずはそこを知ってからじゃないと、恋愛の“愛”には気付けない」
爆豪「………てめぇはAのギギー
『…こんちは……はい、えりちゃん、お入り』
えり「ありがとう…!こ、こんにちは…!!」
芦戸「A!!えりちゃん!!来てくれたんだ!!」
『私はもともと来る予定でしたので……
えりちゃんは…偶然イレイザーヘッドに会って、そしたらA組の寮に連れてってやれって言われたんで…』
ﾎｰｸｽ「A!!買い物って、何買いに行ってたの？言ってくれたら買ってくるのに」
『いや、……』
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直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年3月20日 0時
