109 ホークスと爆豪 ページ38
人なんてみんな優しくないんだと思ってた
優しいのはお兄ちゃんだけだと思いこんでた
だって公安の人も、私を人じゃなくて駒だと思ってるみたいだから
それが本当かはわからないけど、私はそう感じちゃう
『爆豪くん…
キミは優しい人なんだね』
入学したとき、はじめの印象は悪かった
すぐ暴言吐くしさ、人を見下すし、…
よくわかんなくて、仲良くなれないタイプの人だなーって思う
いまもそんな感じだったけど、そこに“優しい”が追加されたよ
--
『ねぇ、お兄ちゃん、
私、思い出さないとだめかな』
ﾎｰｸｽ「うーん……Aが思い出したいなら協力するよ」
『思い出したいけどさ、私、きっとみんなに酷いことしてたよ』
ﾎｰｸｽ「そーかな？
案外仲良かったかもよ」
『……そうなのかなぁ……』
ﾎｰｸｽ「…みんなに会ってみる？」
『……それはいいかな……
みんなに顔を合わせる勇気が出ない』
ﾎｰｸｽ「…そっか、まぁ、Aのペースでいいと思うよ
でもここに来てくれたらちゃんと会いなね、」
『それはわかってるよ』
ﾎｰｸｽ「大丈夫、
たとえAに味方がいなくても、
『…うん』
ﾎｰｸｽ「じゃ、オレ帰るね、またなんかあったらいつでも呼んで」
『うん、ありがとう、』
ガチャッ
パタン
『あぁ、……もし、
みんなと仲が良かったなら、もう一度そこに行きたい…
もう、遠くに行きたくない……』
--
パタン
ﾎｰｸｽ「！
…やぁ、爆豪くん
久しぶり、かな？」
爆豪「ッス……」
ﾎｰｸｽ「入ってけば？A居るよ？」
爆豪「いや、やっぱいいっす」
ﾎｰｸｽ「……ふーん…
今君が思ってること当ててあげる
“Aに合わせる顔がない”でしょ？」
爆豪「!なんで…」
ﾎｰｸｽ「Aも同じこと思ってたからね〜」
爆豪「んでAが…」
ﾎｰｸｽ「Aはね、あー見えて繊細なんだ
ね、爆豪くん、いまどー思ってるの？」
爆豪「……
オレ、Aと付き合ってたんデス…」
ﾎｰｸｽ「はぁ!?A付き合ってたのって爆豪くんだったん!?」
爆豪「あ、はい……」
ﾎｰｸｽ「なんでA言ってくれんかったと!?」
爆豪「……」
ﾎｰｸｽ「まぁ、それは後で聞くとして……で？」
爆豪「……オレ、自分はなんでもできるんだって思ってたんす」
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直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年3月20日 0時
