106 いい考えだね、麗日さん ページ33
芦戸「ねぇA、いま何年生？」
『 1年生だよ、芦戸さん、
何言ってるの？ついこの前入学したばかりじゃん』
芦戸「っ……そ、……そっかぁー……」
蛙吹「三奈ちゃん……」ｻｽ､ｻｽ
『……
あ、ホークス早く帰りなよ、忙しいでしょ？
それに、来るときはエンデヴァーさんもがいいからね、あとオールマイトも』
ﾎｰｸｽ「…わかったよ、エンデヴァーさんもオールマイトも呼んで来るよ
またくるね、ばいばいA」
ポンッ
『うん、またね、ばいばい』
轟「A親父に会いたいなら会わせてやるぞ」
『え、？轟くんのお父さん？』
轟「あぁ、エンデヴァーだ」
『え!?まじか!?エンデヴァーさんがお父さんなの!?エグ!!
あ、だからこの前“ショートはあいつを超えなければいけんのだ…っ!!”っていってたんだ!!納得納得!!』
八百万「…Aさんは……」
『……なに？八百万さん』
八百万「っ…Aさんは、……
Aさんはなぜ無理矢理笑っていらっしゃるのですか？」
『は？』
鷹見の声はまさに地を這うような声だった
「「っ…」」
『えぇ？なにみんな驚いちゃってんの〜？
ｱﾊﾊｯ、面白いね、みんな
で、なんのつもり？』
鷹見が怒っているところなんて見たことがない
いつも鷹見は笑っている
怒った……といっていいのかわからないが、起こったところを唯一見たとするのならば爆豪と喧嘩したあのときだろう
あのときが初めてだ
初めて鷹見が怒っているところを見た
爆豪だって初めてだ
付き合っていた頃、喧嘩することもたまにはあった
だが、あのようではなかった
“なんでこんなことしたの!?信じらんない!!”
という、怒っているっちゃ怒っているようなところしか見たことがなかった
だから、今の鷹見はとても恐ろしく見えた
『私が笑っていない？
ﾊｯ、笑えてくるね、
私は笑ってるよ
私の意志でね、
私は幸せだから笑ってる
嬉しいから、楽しいから、 笑ってる』
芦戸「うちら、Aの過去聞いたんだ」
『
あそ、だからなに？
一緒に悲しむって？
そんな同情いらないよ、ましてや寄り添ってほしくもない
それに、そんなことしたって私の過去は消えないよね』
麗日「じゃあ、一緒に思い出をつくろうよ」
『………それは…
いい考えだね、』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2024年3月20日 0時
