89 つまりは私 ページ4
そんななか、ただ一人だけ頑なに納得しないものがいる
“爆豪勝己”
彼はなにかと横暴だが頭の回転は速い
だからといって
だから信頼されなかったのかもしれない
しかし彼が納得できないのは理由がある
もちろん好きだから、という理由もあるが不可解な点が多い
一番の謎は彼女の過去だ
彼女から彼女の過去の話を聞いたことは今までで一度もない
知る必要なんてないと思いこんでいたが人を知るためには過去を知る必要があると最近思ったのだ
まぁ、知る方法なんてないが
家族との話も聞かない
家族構成すら知らないし親がいるかどうかも知らない
それも知る方法なんてない
自分の知らぬ間に彼女はどんどん遠い存在になりつつある
彼女の勢いを止めることはできない
子供のような好奇心と、真実を求める心は誰にも止められないのだ
たとえ兄であっても
彼女は好奇心旺盛である、それ故に傷ついたことは何度もある
まぁ、それらを受け止めて強くなったからこそいまの彼女がいると言っても過言ではないが
そして彼女は冷淡である
今の彼女はヒーローなので温かい心を持っている
ヒーローを目指していたころの彼女は冷淡がとても似合う少女であった
人の死に興味はない
ただ目標に向かって走っていた
昔の彼女は今の彼女とは真反対だったのだ
なにが彼女を変えたのか
その答えは今は言う必要はないだろう
--
『つまり私を狙ってるってことですよね』
ﾎｰｸｽ「そーゆーことだね、扁形さんがエアーについて色々言っているようだし」
『っていっても個性ぐらいだけどね』
ﾎｰｸｽ「まぁ、どー処理していくかだよね」
『あ、私が目立てばいいじゃん』
ﾎｰｸｽ「……どーゆーこと？」
『だからぁー!私が扁形さんの近くをうろちょろしてたら私の居場所がわかるでしょ？そしたらモブリンは私が一人になるときを狙ってくるじゃん』
ﾎｰｸｽ「Aを囮に使えって？」
『そゆこと』
ﾎｰｸｽ「だめ、絶対だめ」
『えー、なんで いい作戦なのに』
ﾎｰｸｽ「デメリットが大きいじゃん」
『でもそれ以上にメリットはでかいよ』
ﾎｰｸｽ「はぁ、それはもしものときね」
「!!ホークス!!扁形がモブリンに渡した紙の解読ができました!!」
ﾎｰｸｽ「なんて？」
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直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年3月20日 0時
