104 離して、行かせて ページ21
『扁形さんｯ……教えて、空山禎子について…』
扁形「いやよ、なんであんたに教えなちゃいけないのよ」
『扁形さん…ｯ』
轟「よせA こいつ爆豪の言うことしか聞かねぇ」
扁形「だって勝己くんは特別だもん」
こんなことをしている間にお兄ちゃんは怪我を負っていく
お兄ちゃんが死んじゃうかもしれない…
やだよ、そんなの……ひとりぼっちにしないでよ……
『ｯ…爆豪、離して 歩けるからｯ…』
爆豪「は、？お、おい!!どこ行くんだよ!!」
『ｯいいから、黙ってて…ｯ』
フラッ
爆豪「ｯと……あぶねぇじゃねぇか……お前動けるような怪我じゃねぇんだぞ」
『わかってるよ!!でも、でも行かないと……!!』
爆豪「落ち着けA!!」
ここからは出られない……
『……わかったよ……
ちょっとお手洗いに行かせて』
爆豪「……そんなフラフラじゃ行けねぇだろ、オレもついてく」
『……わかった、ありがと』
-
『爆豪はここで待ってて』
爆豪「…あぁ、」
『ありがと、』
【
『爆豪の周りを固めろ』
爆豪「は？」
『ごめんね、爆豪
私行かないと… 大切な人だからさ』
爆豪「おい!A!!! これ解けやゴラァｱｱ!!!!」
タッ……タッ……タッ……
あぁ、思うように歩けない
体は重いし、なんか知らないけど肩まで痛い
最悪、これ後遺症じゃん
あーあ、おかーさんのせいだよ
私が不幸になったのもおかーさんのせいかな
『…頑張れ私!!!』
-
『すみません、静岡駅まで』
「あ、あんた大丈夫かい？息荒いし、苦しそうだよ？」
『大丈夫です、走ってきたので息切れです
それよりも早く車出してください』
-
「悪いね嬢ちゃん、静岡駅付近になっちまって」
『いえ、大丈夫です これお代です』
「こんないらないよ、」
『受け取ってください、こんな危険な場所までありがとうございます』
タッタッタッ
『ハァ、ハァ、、ﾊｧ……、おにい…ちゃんは…ﾊｧ……ﾊｧ』
ドゴッ
空山「アッハハハッ!!!No.2もたいしたことないわねぇ……
私のガスごときにやられちまうなんて……ｱｯﾊﾊｯｯ!!!」
ﾎｰｸｽ「ｸｯ」
《現在ホークスが押されているようです、頑張れNo.2!!
他のヒーローはまだなのか!!!》
『おにいちゃん…？』
ﾎｰｸｽ「危ないｯ!!!」
グサッ
《ｯ…!!!ほ、ホークス!!!》
『えぁ……ｯ』
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直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年3月20日 0時
