100 外は白、中は黒のギャップ ページ17
ﾎｰｸｽ「ここが…空山禎子の家……」
ホークスの目の前には新築ほどではないが白を基調とした綺麗な家
空山禎子と
地獄の家
ギー…
中は表とは打って変わって黒を基調としている
外は白なのになかは黒というギャップに少しばかり驚いたし違和感も覚えた
リビングに入ってみるとまたもや違和感を感じた
ﾎｰｸｽ「でっけぇ窓……ん？なんでここだけ壁の色が白なんだ…？
それにゴミが散乱している……
これは……包丁？」
床には黒ずんだなにかが付いている
ﾎｰｸｽ「…まさか、……血？」
よく見れば至る所に血が付いている
ﾎｰｸｽ「！ そーゆーことか、」
ホークスが感じた違和感とは、先程言ったように、外は白なのに中は黒ということだ
普通家というのは外見と合わせて中も同じ系統で揃えるものだ
だがこれはどうだ？
外から見えるところだけ白の壁、他は黒
血がついてもわからなくするためか
ﾎｰｸｽ「それにしてもこの包丁………
あ、」
ホークスは思い出した
あの幼き頃を
父親に殴られてAの肩から血が止まらなかったことを
あれは刺されたあとだった
ﾎｰｸｽ「あいつがやったのか……」
2階に上がってみると、リビングとは打って変わって窓が少なかった
しかも家具も少ない
一番奥の部屋はドアが開いている
ﾎｰｸｽ「ここは……物置か？」
誰かが住んでいたようには見えない
ﾎｰｸｽ「……なにか床に……」
黒くなっている、おそらく血で書かれていたのだろう
幼い字体からAがこの部屋に居たのだろう
ﾎｰｸｽ「“ひとりぼっち”」
ひとりぼっち
ﾎｰｸｽ「……“まどからみるおやこはしあわせそう”」
窓から見る親子は幸せそう
ﾎｰｸｽ「“わたしはいいこ”」
私はいい子
それは幼いAが日々思っていることを書いたものだった
ﾎｰｸｽ「ごめんなぁ…、A」
ガチャッ
ﾎｰｸｽ「!!」
誰だ、？ここに来ることは誰にも言っていない
トットット
2階へ来る
すぐさま戦闘態勢を取る
ガチャッ…
「あら、……あなた……ホークス…？」
ﾎｰｸｽ「はい、あなたは？」
「…私は空山禎子よ」
ドクンｯ
初めて心臓がそんな音を立てた
ﾎｰｸｽ「お前が…!?」
空山「そっか、ホークスか……うん、あの人の子でしょ？」
ﾎｰｸｽ「あの人…」
父親だろうか、
空山「まぁいいわ、なに、？私を捕まえる気？」
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直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年3月20日 0時
