98 清算 ページ14
『え、？』
クルッ
「ばり好きっちゃん、A
ばいばい」
お兄ちゃん……？
『なになに、なんでばいばいなんていってんの？』
意味わかんないって、
え、私寝てるの？
お兄ちゃん、なんでばいばいなの？
あ、そうだ、ここからでなくっちゃ
【
『!!』
個性が……でない？
【
……やっぱり出ない…
ここは個性が出ないのか
じゃあどーやって出るってゆーんだ…？
あのときあれをしたのがいけなかったのか
まぁ、たしかに校庭の空気全部消すのは馬鹿だったか……
身体が耐えられなかったのか
調整する必要があるね、
いま大事なのは
私の母親だから似たような個性？
いや私の個性自体大雑把だから何から派生？したのか全くわからん
宇宙とか？それか同じ空気か
父親が羽的ななんかだったから、……
うん、さっぱりわからん、考えるのやめよ
起きたときにお兄ちゃんになんか伝えられるようなことを思い出したい
うーん……覚えてるのかわかんないけど、空山と暮らしていたときのことを思い出すか……
--
『ぉ、おかーさん、おかしかってー』
「家にあるでしょー」
『いやぁだー たべたいぃー!!』
「もー……しょうがないんだから……」
「あら、空山さん、こんにちわ」
「こんにちわ〜 ほらA、あいさつ」
『こんにちわ!!』
「こんにちわ、Aちゃん
本当に可愛いわねぇ〜
奥さんそっくりよ」
「まぁ、そんな事ありませんわ」
「お母さんに似てて嬉しい？」
『うん!!うれしい!!』
街で有名な美人親子だった
綺麗な顔立ちをしている母
可愛い顔立ちの子
誰もが羨む親子だった
どこかで聞いたことがある
どこの家にも闇はある
…って、
ﾄﾞｺﾞｯ
『ゔぁｯ……』
「五月蝿い、誰が声出していいって言った？」
『……』
ドゴッ
「謝ることもできないの？」
『ｯ．…ごめんなさい……』
「さっさと部屋に戻んな
あの人が来る」
『はい……』
本当は殴られてばかり
「Aちゃんいつも長袖ね、暑くないの？」
『、うん!!だって長いほうがかわいいもん!!』
「あらそう？」
『うん!!』
ほんとは嘘、殴られた跡を隠すために長袖しか着せてくれなかった
どんなに熱くても我慢した
ジュッ…
『ｯ……』
「料理してるのに来るのが悪いのよ」
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直♀(プロフ) - このお話めっちゃ好きです‼‼ (4月5日 15時) (
レス) @page40 id: cbcc3bbbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めちゃくちゃ好きです！続きが楽しみすぎる！更新待ってます^^ (4月3日 13時) (レス) @page32 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年3月20日 0時
