新人ヒーロー爆豪にフラれた 2 【MHA】 (ページ6)

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51 ややこしいかもページ6

相澤「どーゆーことだ」

『ややこしいと思うんで覚悟してください私も自分で考えといて理解するのに少しかかったので』

『つまりですね、爆豪が私に向けている好意はそのまんまで、その好意を持っている対象をチェンジしたということですということは私が本来いる立場に扁形さんがいて、扁形さんがいるべき立場に私がいるということです』

図で表すと

［本来］
爆豪→♥ 扁形さん→♡
鷹見(私)＜───爆豪＜───扁形

↓
↓

爆豪→♥ 扁形さん→♡
鷹見(私)＜───爆豪＜───扁形
│──＜─チェンジ─＞──│

［現在］

♥ ＜──爆豪からの愛はそのまま!!
扁形＜───＞爆豪＜───鷹見(私)
♡

ということだ

これで理解をしてもらいたい

相澤「なるほどありうるなだが…」

『発動条件は本人しかわからない……と… あ、私が今言ったことに従えば私は爆豪への愛が消えず、爆豪に矢印がついていると思うんですよねでもついてないってことは……』

相澤「チェンジできるのは心だけではなく“意識”もそうであると…？」

『そーなりますね私の爆豪への愛は多分、本来の爆豪から扁形さんへの意識と交換されたんでしょう』

相澤「なるほど、それならいきなり爆豪が別れを告げるのもわかるああそうだ、お前に聞こうと思ってたことがあってだな」

『なんですか？』

相澤「いやそこまで大したことではない扁形の処分についてだ」

『いや大したことだろ』

相澤「一応こちら側からしたら即刻退学案件ではある」

まぁそりゃそうか

生徒殴ったんだしそれに私一応ヒーローだし
停学だとおもっていたが

相澤「だがそれは他の生徒に知れ渡っていた場合の話だ」

ん？

そういえば私あのとき……

相澤「あのとき食堂にいた生徒に話を聞いたところそんなことはなかったと全員が答えた A組の女子生徒以外な
お前、あのとき何した？」

やっべぇー…そーいえば言ってなかったわぁ
あれ、これって個性の無断使用として罰せられるタイプ？

『あのとき私は個性で空間を支配しました』

相澤「支配？」

『いやまぁ、かっこよく言っただなんですけどね
本当は空気遠近法を使っただけなんですけどね』

相澤「…？」

まぁ、当たり前の反応である