78 会長からのお電話です ページ38
『てか轟、そんなことで悩んでたの？』
轟「あぁ、大事だろ」
『そう？ 呼びたいなら呼べばいいのに……』
轟「好きなやつに嫌われたくない」
『ｳｸﾞｯ!!』
轟「ど、どーした!?」
『や、やっぱイケメンの言うことはちげぇぜ……』
------放課後 リビングにて
『今日もつかれたわぁ……』
芦戸「ねね、今日昼休みんとき轟となに話してたの」
葉隠「いいねいいね、ききたぁい!!!」
『君たちが聞きたいのは恋バナでしょー？私にはないよ
ほかをあたんなさい
ほら、あそこにいる女子2人を見なさい……』ビシッ
芦戸「麗日とぉ〜？」
葉隠「耳郎ちゃぁん」
『YES、彼女らが一番恋してるなうだから』
八百万「あのお二人はあの方々と仲がよろしいですわね」
蛙吹「1年のときから仲がいいわよね」
『聞くならあの2人っしょ』
なぁんて2人に押し付けていると
Prrrrr Prrrr
『あ、私──会長……?
ごめん、外出るねー』
ギギー
ピッ
『遅れてすみません、エアーです
なにか御用ですか
会長』
「《空山禎子について情報が全くと言っていいほど見つからない》」
『、
「《得られたには得られたが……0に等しいね
空山禎子には仲間がいないということしか》」
『仲間が……？それってどういう──』
「練習付き合ってくれてありがとう」
「いや、オレも練習になった」
『すみません、少し移動します クラスメイトが帰ってきました』
ﾀｯﾀｯﾀｯ
『それで、仲間がいないとはどういうことでしょうか』
「《そのまんまの意味さ
1人で例の“人類殺害計画”を行うということだ》」
『……そんなことできるのでしょうか』
「《できてもできなくても私たちは空山禎子を捕まえなければいけない
そこでだエアー、君も手伝ってほしい》」
『それはもちろ──「《君は辛いことを思い出さなければいけないよ》」
『……平気です
それで空山を捕まえられるのなら』
「《それに、長い詮索になるだろうからクラスメイトとは1年くらい会えないと思う》」
『………はい』
「《ホークスもこっちにはいる、考えて答えを出してくれ》」ピッ
『会えなくなる……か』
別に会えなくなるくらいどーってことない
そもそも仲良くなろうと思っていなかった
し、……大丈夫なはず
なのに……
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作成日時：2024年2月15日 0時
