76 標準語は無理っしょ ページ36
『諦めて教室に帰ってくれ
私よりも先生に教えてもらいなさい
そのための先生なんだから』
馬根白「せんぱ──「何をしている」
『ｹﾞｯ 相澤先生…… お、おはよーございまーす……』
相澤「はいおはよう
んで、お前は一年の馬根白……だったか？」
馬根白「はいっす!!」
相澤「もう朝礼が始まる教室にもどれ」
馬根白「ばってんオレまだ先輩と話足らんっす」
『馬根白、いいから帰れ じゃないと私が怒られる』
馬根白「先輩がはらかかるーんな嫌ばいけど…オレまだ喋りたかんすばい」
『知らんよ、早う帰れ
あぁ!わかった、馬根白が標準語ば喋るーごとなったらよかばい
あと
これができたら喋ってあげる』
馬根白「マジっすか!?オレ頑張るっす!!
先輩、待っとってくれん!!」
ダダダダｯ
『あ"ー………やっと嵐が過ぎた……』
相澤「お前は座れ」
『はぁい……』
トッ
心操「あいつすげーやつだな」
『結構疲れるよ』
耳郎「標準語使えるようになるかな」
『無理っしょ』
耳郎「無理ってわかってて出したのね……」
『まぁねん』
耳郎「性格わるぅー 大丈夫かね、あの子」
心操「大丈夫でしょ あーゆー子ほど強くなるって言うじゃん」
『ﾋｭｰ すっかりヒーロー面になったね〜しんそーくぅん』
心操「やめろ、きもい」
『辛辣すぎて泣けてくるよ』
----------昼休み
『お昼休みだぁぁ〜!!』
麗日「ご飯食べに行こぉ〜」
芦戸「今日は何食べよっかな〜」
『私うどんにしよっかなー「鷹見ちょっといいか」
『ん？なになに轟』
轟「聞きたいことがあるから昼一緒に食わねぇか」
『あね、んー…』チラッ
芦戸「いっておいで!!」
葉隠「あとで教えてね!!」
耳郎「そばとうどんか……」
麗日「爆豪くん大丈夫かな？」
『……ん、いいよ』
ｶﾁｬｯ トッ
『それで？ 話したいことって何？』
轟「その前に……
お前うどん派か？」
『は？……ま、まぁうどん好きだけど……うどんにライバルてき存在ってあるっけ…』
轟「そばだ」
『あー……そーいえば轟そば好きだったね………
あ、そーゆーこと!?
なんかごめんね!?』
轟「そばも食えよ…」
『うん、全然食うよ
じゃなくて、なにそばの話になってんのよ
本題を話せっつーの』
轟「あぁ、鷹見って親父と関わりあるのか？」
『あー…痛いとこついてきたね……
なんでそー思ったわけ？』
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作成日時：2024年2月15日 0時
