新人ヒーロー爆豪にフラれた 2 【MHA】 (ページ34)

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『よ、よくぞ雄英高校に来てくれた。新一年生の諸君』

芦戸「なんでそんなRPGの王様みたいな喋り方してんの」
蛙吹「何言ったらいいかわからないんだわ、きっと」

『………とまぁ、茶番は置いといてですね……

入学式が予定よりもずいぶんと遅くなり、他校との差が気になる方もいるでしょう

ですが!!ここは天下の雄英様です!!
授業は他校よりも厳しくなってますので、全然他校との差はありません!!いや、逆に雄英(こっち)が先に行ってます!!

ここは沢山のヒーローの出身地です
オールマイト、エンデヴァー……なぜ彼らがあんなに強くなれたのかそれは自分の努力はもちろん、雄英の教育があってこそでもあるのです
君たちも、オールマイト、エンデヴァーらのように強く優しいヒーローになりましょう

君たち1年生はまだ孵らぬ有精卵、これからどんどん力をつけ、沢山の仲間と出会って協力し、高い壁をぶち壊しましょう
ここは雄英高校、更に向こうへ

Plus Ultraの精神で走っていこう!!!!

以上です。ありがとうございましたー』

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ─ﾎﾞﾖｫｫﾝｯｯ

ビュンッ

『うぉっ』
ギュッ

「A先輩ｯｯ!!!っすよね!?」

『えあ、…う、うん誰だこいつ』

「オレ馬根白王(ばねしろおう)っす!!」

『お、おう……』

「《最高なことを言ってくれてThanks!!鷹見ぃぃ!!

んでそいつ誰だぁぁ!?》」

『私が聞きたいわｯ!!』

馬根白「オレ、A先輩と同中なんすよ!!」

『へぇー…そーなんだー』

馬根白「オレ、A先輩がステージに立つんば初めて見たとき“こげんきれか人おるったい”って思うたんすばい」

「《ん゙んー!!!何言ってんのか分かんねぇぇ!!!》」

『マジで？君もそこなんだえ、私のあれ見たってことだよね？』

馬根白「はいっす!!!生徒会長っすよね!!!」

「《お前中学で生徒会長だったんか!?》」

『やめれぇぇ!!!なん黒歴史広めてしもうてくれとーと!?
君もう喋らんで!? 多分これ以上君話したらやばかことになるけん‼』

馬根白「先輩ってこっちでは標準語なんやなあ!!」

『地元んやつが喋りよーとつらるーっちゃん……!!!』

「《こっちもこっちでわかんねぇぇ!!!》」

『と、とりあえず戻りなさい』

馬根白「はいっす!!!」