新人ヒーロー爆豪にフラれた 2 【MHA】 (ページ25)

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67 何年やってると思ってるのページ25

「それこそ本当に必要なことか？」

『えぇ、私は彼と繋がりが深いです
互いに信頼できる存在であることは、あなた方もご存知でしょう

信頼できる相手だから情報を交換でき、脱獄犯逮捕は早まるということです

逆に面識のないヒーローとは互いに信頼なんてないので情報は交換できませんすると逮捕は想像よりも時間がかかってしまいます

一刻も早く奴らを捉えるべきだとお考えなら、答えてください』

「はぁ、ホークスも関わっているよ」

『なるほど、有難う御座います No.2からの情報はより信用できますので、その情報はとても有り難いです』

「もういいか？」

『えぇ、聞きたいことは全て聞けましたのでそれでは、失礼します』

ﾄｯﾄｯﾄｯ

お兄ちゃん(ホークス)のことを聞いたのはまずかったのだろうか

人数確認は必要か否か言われるのはしょうがないとして、No.2(ホークス)が関わっているか関わっていないかは必要だと考えたらわかると思うんだが……

No.2というだけでいろんな情報が手に入る
さらには公安、より詳しくわかるというのに……

私とお兄ちゃん(ホークス)が協力したらまずいのか？それとも私たちに関わりがあるとか……

いや、あるとしても誰が、という問題が出てくる

父さん？確か父さんはヒーロー(エンデヴァーさん)に捕まった、母さんは公安に引き取ってもらって安全かつ犯罪は犯せないようになっている

それ以外に親族がいるかどうかはわからないが……

まぁ何にせよ、私たちは脱獄犯を捕まえるまで

お国のために…… …………いや、

ヒーローが暇を持て余すことができるように

『頑張っちゃおっかなぁ〜』

「あれ、エアーじゃん」

『おっ…………お兄ちゃんかよ… 無駄にビビったわ』

ﾎｰｸｽ「上からの要件何だった？」

『脱獄犯についておﾆ…ホークスも知ってるでしょ』

ﾎｰｸｽ「あぁ、あれかどーしたん？そげんな顔して」

『え？な、なにが？』

ﾎｰｸｽ「いや、なんか心ここにあらずって感じだから」

『いや……うーん……やっぱわかるかぁ……』

ﾎｰｸｽ「そりゃあね、何年お兄ちゃんしてきてると思ってんの」

『…ﾌｯそれもそうだねさっき───』

私はホークス(お兄ちゃん)に

会長に“ホークスは関わっているか”と聞いたら“本当にそれは必要か？”と聞かれた

と伝えた

ﾎｰｸｽ「なるほど……」