新人ヒーロー爆豪にフラれた 2 【MHA】 (ページ23)

今日:42 hit、昨日:99 hit、合計:18,202 hit

65 ぼやっとならページ23

相澤「何事もなく終わったから今回は許そう」

あ、次回からは許さないってことね
理解理解……

『てか先生よくわかりましたね、私が外にいることなんて先生巡回なんてしてないでしょ』

相澤「マイクが“エアーに今さっき助けてもらったっていう投稿あったぜ”っつったからな」

『まじか……あの人たち投稿すんなよ……』

相澤「お前のファンだろ大事にしろよ」

『いや大事だけどね、こーしてバレたら意味がないのよ』

相澤「そもそも任務を受けなかったらこーはならなかった

まぁいい、人助けをしていたから特別にリカバリーガールには言わないでやる

もう帰れそして安静にしてろ」

『先生マジ神っすねあざっす安静にしてます』

『では、失礼しましたー』

相澤「はぁ……困った生徒だ……」

私の知らないところで頭を抱える相澤先生なのであった

------部屋

『さてさて、安静にするとしますか』

といっても暇なのだ

勉強はしたくない
てか多分みんなを抜かしてるし
焦んなくても大丈夫なのさ

─────

ドンッ

─────

あぁ、だめだ、

ボーっとしてたらあの音を思い出してしまう

きっと私は刺されたのだろう
覚えていない人物に

それが誰なのかはわからない

………ことはないと思うんだよね

ぼやぁ〜っと顔は思い出してるし

でもほんとにぼやっとしてる
輪郭はボケてるし、口元もわからない
おまけに目もよくわからない
髪型はぼやけててもわかるけど……

髪型がわかっても…って感じだし

いっそのこと公安で調べちゃう？
いやいやだから調べても意味ないし、何より調べるとしても特徴0だし

目撃証言なんて絶対にないだろうしね

『考えても無駄なら寝よううん、そうしよう』

そうして私は眠りについた

-----------

それから何週間かたったころ

私たちは2年生になったのだ
後輩も入ってきた

特別後輩と交流することもなかった
今年の担任も相澤先生という方に喜びを感じたが不安もある

除籍されたらどーしよう………まぁそんなことありえないけど

まぁ、新生活についてはこれだけかな
特に言いたいこともないし