新人ヒーロー爆豪にフラれた 2 【MHA】 (ページ2)

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47 緑谷とお昼ページ2

-----鷹見side

お昼？緑谷と？きまづ

いや別に喋れないわけじゃないし避けてるわけでもない

ただ、お茶子ちゃんのことを思うと心苦しいのだ

『うん、わかった』

---食堂

緑谷「ごめんね急に麗日さんたちと食べるつもりだったよね」

わかってるならなぜ誘ってきた

え、てか女子を“麗日さんたち”とまとめるということは、麗日さんを一番初めに思い浮かべたということですか!?

いや流石にそんなんじゃないか

『ううん、全然大丈夫んで？なに、話って』

緑谷「あ、えと、あのさ

最近かっちゃんを避けてる？」

『え？』

避けてる…？

避けてるのか？

『私避けてる？』

緑谷「う、うん、僕からはそう見えちゃって…なんか、始めはクラスメイトに戻っただけだったけど、だんだんクラスメイトというよりも、……他人になったような感じがして……」

『他人に……』

─────

他人というのはつながりのない人を指す

クラスメイトというのは同じクラスで学ぶ生徒のことを指す

─────

そーいえばなんかのサイトでそんな感じの見たなぁ

私は爆豪のことを避けていて、関係は“他人”であると…

緑谷「い、いや!!これはあくまでも僕の考えであって、鷹見さんとかっちゃんの関係を悪くさせたいわけじゃないんだ!」

『うん、分かってるでも、爆豪を避けてるのも事実だと思うよ自覚ないけどそれに、爆豪との関係が“他人”であることも事実だと思う緑谷の考えは何一つ間違ってないよ』

一番タチ悪いのは自覚がなかったことだよなぁ

自覚がなかったからといって避けるのはヒーロー以前に人としてよくない

謝ろうかなぁ……いや、でも謝っても“？”でしょ

それか爆破オチだなそれは嫌だから謝るのはやめとこうかな……

緑谷「ぼ、僕、これでもかっちゃんと幼馴染だからさ、かっちゃんの表情から気持ちがなんとなくわかるんだ」

『へぇ、さすが幼馴染』

緑谷「それで、鷹見さんがかっちゃんに話しかけなくなったら、だんだん表情が暗くなってきて…」

『それで居ても立っても居られなくなって私に話を聞きに来たってことか』

緑谷「う、うん、ほんとごめんね、こんなこと聞いちゃって…」

『いや、緑谷のその気持ち、すごくいいと思う私他人の気持ちを読み取るのが一番苦手だからさそーゆーのわかんないんだよねー』

緑谷「そうなんだ……あ、そ、それで、僕が伝えたかったのは……」