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姫にKissを ページ44

Oside



楽屋に入ればソファーに横になって寝ている翔ちゃんがいた。


寝顔を見れば深い眠りについてるみたいだから、最近は忙しくてまともに眠れてないんだろうなって思う。


今日は2人だけの撮影だし、もうすぐスタッフが呼びに来る時間。眠り姫を起こせるのは俺しかいない。




「翔ちゃん、そろそろ起きて」




滑らかな頬を撫でてみても少し身じろぐだけで目は開かない。


本当は寝顔をずっと見ていたいけど、そうすることも出来ない時間のため、しょうがないと思いながら翔ちゃんの顔に何度もキスを落とした。


だんだん、くすぐったくなったのか少しだけ目を開けて俺を見る姿は凄く幼くて何だかいけないことしてる気分になる。




「さと...?」



寝起きの擦れた声が俺を呼ぶから思わずその唇に自分のそれを重ねた。



「ん...」



鼻から抜ける甘い声に止まらなくなるがギリギリのところで身体を離して彼を見れば、目は覚醒していて顔が赤く染まっていた。



「起きた?」


「...起きました///」




赤い顔を見られたくないのか両手で顔を隠す彼は世界一可愛いアイドルだと思う。


これが男なんだから尚更可愛い。


そうやって脳内で分析をしていると扉の向こうからスタッフの呼ぶ声が聞こえた。




「そろそろ行こうか、翔ちゃん」


「うん...///」




翔ちゃんのこんな顔カメラには見せたくないけど家に帰れば もっと可愛い翔ちゃんが見れるから今は我慢しようと自分に言い聞かせ楽屋をあとにした。









廊下を歩いてる時に翔ちゃんがコソッと手を繋いできたのは2人だけの秘密だ。


end

世界で1番→←2



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優子 - 読みました。翔ちゃん可愛い~ (2016年8月21日 18時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅(プロフ) - 2人の想いをストレートに書いてみました。感動できる作品になったなんて思ってなかったので本当に嬉しいです(*´`)読んで下さり、ありがとうございます! (2016年8月5日 12時) (レス) id: c5686c9e11 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - お互いに想い合う二人にグッときました(ρ_;) 上手く甘えられないしょーくん。けっこう頑固な智くん。 想う気持ちは一緒なんですね(ρ_;) (2016年8月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 767b8a3402 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅(プロフ) - ともかさん» ありがとうございます(*´`)帰ってきて、すぐさま更新しますね!行ってきます(`・ω・)ゞ (2016年7月30日 12時) (レス) id: c5686c9e11 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - いってらっしゃいませ(o^∀^o) また更新されるのを待ってますね(o^∀^o) (2016年7月30日 12時) (携帯から) (レス) id: 767b8a3402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:haruru | 作成日時:2016年7月6日 18時

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