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Oside
あれから相葉ちゃんに貰ったプリンが原因だと分かり一安心..............にはならなかった。
そりゃそうだろ、プリンが原因って...
まあ、そのプリンっていうのが猫に12時間変わることが出来るっていう怪しいもので、
言ってしまえばラブグッズだ。
それを知った翔くんは顔を真っ赤にして
今はクッションに顔うめて体育座りしてる。
耳見えてるから赤いのは隠せてないけどね。
あ、そうそう。
そういえば耳以外にも尻尾があることが分かって
さっき握ったら すんごい勢いで怒られた。
なんか敏感みたい。
可愛いよね、目潤ませて怒ってくるんだよ?
上目遣いだったし、食べようかと一瞬考えちゃった。
何はともあれ12時間たたないと戻れないから今のうちにネコの翔くん堪能します♪
「しょーくん。」
名前を呼んで腕を引っ張れば特に抵抗することも無く腕の中に収まる。
ふわふわの耳が当たって気持ちいい。
抱きしめられてるのが嬉しいのかな?
尻尾がゆらゆら揺れてる。
あー、ずっと尻尾あればいいのに。
翔くんの気持ちが丸わかりで便利なんだけどなー。
そんな事言ったら離れていきそうだから言わないけど。
そういえば...
「ねえ、翔くん。キスしていい?」
今日は起きてからバタバタだったからね、おはようのチューもやってないことに気づいて そう言えば滅多に頷かない翔くんが頷いた。
それを合図に唇を奪う。
何度も何度も角度を変えて短くキスをすれば息が上がってきて苦しいのか口を小さく開いた。
その瞬間に舌を入れれば甘い声を出して応えてくれる。
「っ...んぅ...」
こんなに素直になるのも猫になったおかげだと思えば止まらなくなる。
どれくらいキスをしていたのか、離した時にはお互いの口から糸がひいていて、何とも言えない光景にクラクラと酔いそうになった。
ふと翔くんを見れば、まだ欲しいって目で訴えてくるから我慢なんてせずに もう一度唇を重ねた。
キスをしながら尻尾を撫でれば
気持ちいいのかさっきよりも大きな声でなく翔くん。
「んー、んっ...ぁ...///」
その声に、こっちまで溶けそうになるからギリギリのところで唇を離した。
顔を赤くしてボーッとしてる翔くんを強く抱きしめれば スースーと寝息が聞こえてくるから、そのままベッドに移動して横になって眠りについた。
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優子 - 読みました。翔ちゃん可愛い~ (2016年8月21日 18時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅(プロフ) - 2人の想いをストレートに書いてみました。感動できる作品になったなんて思ってなかったので本当に嬉しいです(*´`)読んで下さり、ありがとうございます! (2016年8月5日 12時) (レス) id: c5686c9e11 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - お互いに想い合う二人にグッときました(ρ_;)
上手く甘えられないしょーくん。けっこう頑固な智くん。
想う気持ちは一緒なんですね(ρ_;) (2016年8月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 767b8a3402 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅(プロフ) - ともかさん» ありがとうございます(*´`)帰ってきて、すぐさま更新しますね!行ってきます(`・ω・)ゞ (2016年7月30日 12時) (レス) id: c5686c9e11 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - いってらっしゃいませ(o^∀^o)
また更新されるのを待ってますね(o^∀^o) (2016年7月30日 12時) (携帯から) (レス) id: 767b8a3402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haruru | 作成日時:2016年7月6日 18時