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Oside
「さと...くん?」
「翔?どうした?」
彼は泣かない。
どれだけ仕事が立て込んでいても、
どれだけ疲れていても、
いつもの笑顔で
『大丈夫!』
そう言うやつだ。
そんな彼が電話の向こうで泣いている。
会いたいって、抱きしめてって。
「待ってろ、すぐ帰る。」
俺は電話を切って、すぐさま車に乗り込んだ。
マネジャーが運転をしているのを見ながら
ただただ彼のことが気になった。
帰宅後、2人の家である玄関を思いっきり開け
リビングにいるであろう彼の元へ急ぐ。
リビングの扉を開ければ
ソファーの上で体育座りをして 自分の足に顔をうずめている翔を見つけた。
「翔...ただいま...」
なるべく優しく、翔の頭を撫でながら言葉をはく。
ちらっと俺を見た翔の目は痛々しいほど真っ赤だった。
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優子 - 読みました。翔ちゃん可愛い~ (2016年8月21日 18時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅(プロフ) - 2人の想いをストレートに書いてみました。感動できる作品になったなんて思ってなかったので本当に嬉しいです(*´`)読んで下さり、ありがとうございます! (2016年8月5日 12時) (レス) id: c5686c9e11 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - お互いに想い合う二人にグッときました(ρ_;)
上手く甘えられないしょーくん。けっこう頑固な智くん。
想う気持ちは一緒なんですね(ρ_;) (2016年8月4日 23時) (携帯から) (レス) id: 767b8a3402 (このIDを非表示/違反報告)
桜羅(プロフ) - ともかさん» ありがとうございます(*´`)帰ってきて、すぐさま更新しますね!行ってきます(`・ω・)ゞ (2016年7月30日 12時) (レス) id: c5686c9e11 (このIDを非表示/違反報告)
ともか(プロフ) - いってらっしゃいませ(o^∀^o)
また更新されるのを待ってますね(o^∀^o) (2016年7月30日 12時) (携帯から) (レス) id: 767b8a3402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haruru | 作成日時:2016年7月6日 18時