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9 no-side ページ9
鴉から各自知らせを受け取っていた
だがしかし、既に遅かった
目の前の鬼たちは姿を次々と変えていた
見慣れない刀を持った鬼たちは異様な気配を放った
そんな中愉快そうに目を細めた者がいた
｢魘夢、轆轤、病葉、零余子、釜鵺、あそこにいるのは響凱か。死んだ鬼がなぜここにいるのか｣
すぐに無惨は興味無さそうにどこかへ消えていった
煉獄の所には魘夢
宇髄の所には響凱
冨岡の所には轆轤
伊黒の所には窯鵺
不死川の所には病葉
悲鳴嶼の所には零余子
時透の所には沼鬼
胡蝶の所には手鬼
甘露寺の所には累の父蜘蛛がいた
その全てが1度は死んでいた鬼だった
各々感じる普通とは違う鬼の気配に身構えた
そして帰刃をした鬼達は柱をも圧倒し、同時に余裕な表情で手練の鬼達を相手していた
そのころ、時を同じくしてAの所にも例の鬼の気配が近づいていた
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作者名：切人(スランプ中…) | 作成日時：2021年8月16日 8時
