鬼は切れません！！！漆 (ページ6)

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鬼殺隊はそれぞれ柱の率いる隊ごとに別れていた

私のところには累とお兄さん、稲帆、炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子ちゃん、そして見なれない男の子が善逸の隣にいた

『君は…』

善逸｢こいつは獪岳。俺の兄弟子だよ｣

『ほー…よろしく、獪岳くん』

獪岳｢獪岳でいい｣

…ドライね……善逸とは大違い…

『私の隊は実力で選んだから少数精鋭。この人数で突っ込んでいくから覚悟しててね』

善逸｢え？9人だけ？無理だよぉぉ！！！｣

伊之助｢俺一人でも十分だけどなぁ！｣

『あはは…相変わらずなふたりだこと…』

炭治郎｢実際大丈夫なんですか？｣

『うん。ある程度は他の隊に任せられる。みんなには私が藍染に接触できるまでの道を切り開いて欲しいの。みんなを信じてるからさ！獪岳も善逸の兄弟子なら十分！』

背中をトン、と叩いて気合を入れてあげる

少し経つと師匠が肩に止まった

師匠達鎹鴉は愈史郎くんの血鬼術を借りて、御館様のいる本部に映像を送るカメラ役

怪我人の担当はしのぶとカナヲちゃんを除いた蝶屋敷のみんなと、珠代さんと愈史郎くん

そして後々四番隊にも合流してもらう

｢A！｣

『お、一護！ちょっとは強くなったのか？』

一護｢元からそんなに弱くねぇよ｣

『そうだね。でも君は私が育てた最後の希望だからさ。今回も何があるか分からない。仕留め損ねたら一護に頑張ってもらわなきゃだし！』

一護｢Aが負ける姿が想像できないけどな｣

『1度負けて死んでるけど？』

一護｢そうだったわ。俺あの人のとこだからさ。もう行くな｣

『うん！また後で』

そう言ってルキア達と宇髄さんのところに行った

｢なんや、張り切っとるな｣

｢1人で突っ走らないでくださいよ？｣

『ギン、イヅル！』

三番隊は私のところに付いてもらった

私自身三番隊だし、なにより安心する

次々に合流し出す死神たちをじっと見つめる

何があっても負ける気がしない