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残された私達はこれからの話を続けた
産屋敷「藍染の残した鬼は、悪鬼と呼ぶことにしよう。Aや無惨と見分けが着くようにね」
日輪刀に刻まれた悪鬼滅殺
私達鬼は悪鬼を殺す為に生きる
鬼舞辻「好きにしろ。鬼殺隊はどうするんだ」
産屋敷「事実上解散する。長い間私達の戦いに巻き込んでしまってすまない。
代わりにね、悪鬼を倒すための小規模な団体を作ろうかと思っているんだ。まだ私の思いについて来てくれると言うなら、もう一度力を貸してほしいんだ」
しん、と静まった場に明るい声が次々と聞こえだした
煉獄「もちろん!鬼達とも連携が取れていたからな!問題なく悪鬼を滅ぼそう!」
宇髄「あぁ。派手に煉獄に同意する!俺は御館様について行く!」
冨岡「同じく」
胡蝶「少々ムカつく奴がいますが、私も御館様について行きます」
しのぶが明らかに童磨を睨んできてる…
まあ……相当なことやってるもんね…
甘露寺「私も!伊黒さんとならどこまでも行けるわ!」
伊黒「……俺も構わない」
時透「僕も御館様に着いていきます」
悲鳴嶼「もちろんこれからも御館様に従います」
不死川「悪鬼滅殺が鬼殺隊!俺も着いてきます!」
柱のみんなが御館様を見つめる
産屋敷「ありがとう、みんな」
炭治郎「あの!俺も、一緒に悪鬼狩りを続けたいです!俺みたいな被害者をもう出したくない」
伊之助「俺様ももちろん続けるぜ!」
善逸「お、俺も!怖いけど、炭治郎たちが一緒なら!」
カナヲ「私も、続けます」
玄弥「兄ちゃんが続けるなら俺も続けます!」
獪岳「あいつだけだと心もとない。俺も続けます」
産屋敷「ありがとう。この戦いは終わりが見えない。それでも協力してくれるかい?」
声を揃えて同意を示すみんなに、御館様は嬉しそうに笑った
バサッと音がして師匠が私の肩に戻ってきた
「死神側からも許可を得てきた。死神達には元の時間軸へ戻ってもらう。俺からの詫びだ。この世界に生きる全ての人間を巻き込んでしまった事とは釣り合わないかもしれない。俺に出来る精一杯のことをしよう」
鴉の体が光り輝くと、銀色の長髪の着物の男に変わった
額から生えている角と少しとがった青空のような透き通った目
真っ白な肌にうっすらと鱗が浮かんでいた
それが師匠の本当の姿だった
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作者名:切人(スランプ中…) | 作成日時:2021年8月16日 8時