鬼は切れません！！！漆 (ページ22)

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22 no-side ページ22

累｢A…姉さん…ねぇ、起きてよ…｣

兄｢…累｣

稲帆｢………｣

炭治郎｢A…？｣

善逸｢うそだろ…｣

伊之助｢っ…｣

イヅル｢また…なんですか…｣

獪岳｢やったのはあいつか｣

朱の散ったAの周りに静寂が訪れる

それでもギンは冷静だった

ギン｢頼んだで｣

そう誰かに伝えると、藍染を何度も攻撃していた

次々と合流する柱達と鬼達はAを見て言葉を失っていた

煉獄｢これは予想外だ。動けるか、猗窩座｣

猗窩座｢あぁ。もちろんだ、杏寿郎！｣

堕姫｢お兄ちゃん…｣

妓夫太郎｢やるしかないよなぁ…！｣

宇髄｢ド派手に刻んでやる｣

胡蝶｢弱いけどまだ脈はある…ただ…ここにあるものだけでは延命は難しいです…｣

童磨｢Aちゃん…痛いよね…｣

可楽｢行くぞ、空喜、積怒、哀絶｣

悲鳴嶼｢南無阿弥陀仏…｣

玉壺｢こんなにも胸が痛くなるのは初めてだ…｣

冨岡｢…｣

黒死牟｢…手加減は不要だ｣

時透｢分かってるよ｣

甘露寺｢うそ…Aちゃん…｣

錆兎｢今はやれることをやる。それしか出来ない｣

不死川｢殺す｣

伊黒｢ただ殺すだけで済まない。日にあてながらジリジリと焼き殺す｣

更木と日番谷は何も言わず目を逸らした

二度と見たくなかった仲間の死

まだ息はあると言われてもこれだけの出血

今はあくまで龍の鱗で応急処置がされている程度

しっかりとした治療がない限りここで力尽きるのは目に見えていた

矢琶羽｢ここは任せて戦闘に集中しろ｣

朱紗丸｢Aはまだ息があるんじゃ。早く終わらせるのが先決じゃ｣

各々が武器を構え、藍染を睨んだ

白熱した空中戦の中、ギンはその様子を見て藍染を真下へ蹴り落とした

ギン｢バイバーイ｣

炎の呼吸奥義玖ノ型煉獄

破壊殺・脚式流閃群光

血鬼術八重帯斬り

血鬼術飛び血鎌

音の呼吸伍ノ型鳴弦奏々

蟲の呼吸蜂牙ノ舞真靡き

血鬼術蔓蓮華

血鬼術狂鳴雷殺

岩の呼吸伍ノ型瓦輪刑部

血鬼術一万滑空粘魚

水の呼吸拾ノ型生生流転

月の呼吸弐ノ型珠華ノ弄月

霞の呼吸肆ノ型移流斬り

恋の呼吸伍ノ型揺らめく恋情・乱れ爪

水の呼吸陸ノ型ねじれ渦

風の呼吸参ノ型晴嵐風樹

蛇の呼吸肆ノ型頸蛇双生

一瞬にも満たない時間で次々に技が放たれていた

雷の呼吸肆ノ型遠雷

雷の呼吸壱ノ型霹靂一閃

獣の呼吸捌ノ牙爆裂猛進

血鬼術刻糸輪転

血鬼術斑毒痰

血鬼術爆血

血鬼術雷光

ヒノカミ神楽日暈の龍頭舞い