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挨拶争奪戦はしのぶに負けた
くっそいい声しやがって…
目が合ったらニコッと笑われた
産屋敷「ここ最近増えていた謎の鬼の事件を今日終わりにさせようと思うんだ。裏で手を引いてるのはA達死神の敵なんだよね」
『そうです。藍染惣右介、あいつを倒したらきっと全てが落ち着きます』
産屋敷「A、作戦を確認したいから説明できるかい?」
『はい。まず、ご存知の通り前々から私は鬼側と仲良くしてました。
累のこともそうだし、稲帆のことも…鬼舞辻無惨と上弦達のおかげで今回のこともこんなに早く解決に迎えました。とはいえ、鬼と親密になっていたことを申し訳なく思います。ココのことや、内部情報は何一つ流してないことは宣言できます
でもそんな裏切りに等しいことをしていた私です。それでも私の意見を聞いてくれますか?』
バクバクとなる心音
とん、と背中に暖かく大きな手が触れた
煉獄「うむ!もちろんだ!Aのおかげで俺は今ここにいる。君がいなかったら俺は無限列車で死んでいた。宇髄もそうだ。ここには君救われたものも多くいる。自信を持て。君はもう十分すぎるほど信頼されている」
目頭が熱くなる
視界が水面のようにゆらりとする
宇髄「そうだな!ド派手に自信をもて!お前のことだ、想像を遥かに超えたド派手な作戦を考えてるんだろ!」
甘露寺「そうよそうよ!私楽しみ!キュンキュンしちゃう!ね!伊黒さん!」
伊黒「いつまでうじつじしているつもりだ。そもそも俺や不死川が上弦の鬼との訓練に参加している時点で理解出来ていないのがおかしいんだ。それともなんだ、貴様の名前は蛆虫だったか」
不死川「あぁ。俺らは悪鬼を滅殺する」
時透「さすがの僕達も斬るべき鬼とそう出ない鬼の区別くらいつくよ」
悲鳴嶼「あぁ…可哀想に…そこまで不安に脅えて…」
しのぶ「姉さんのこともありますが、なによりAは私の友達です。親友のことは信用してますよ」
冨岡「信頼している」
わいわいと私を囲んで励ましてくれる柱
御館様に頭を撫でられて、今すぐにでも優しさで泣き出しそうだった
死覇装を握りしめて涙をこらえる
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作者名:切人(スランプ中…) | 作成日時:2021年8月16日 8時