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イヅル「大虚…ここからは任せてください」

稲帆「退かないね。ここまで来たらぶっ潰すまで退かない」

炭治郎「俺達も!Aに任されてるんだ。退くわけに行かないんです」

イヅル「では、行きますよ。無理はしないでください」

矢琶羽「おい。お前もあの早く動くやつできるだろ。加速させてやる」

朱紗丸「防衛は任せるんじゃな!」

大虚が吼えると攻撃を仕掛けてきた腕を、無数の鞠が吹き飛ばしていった

イヅルは瞬歩と矢琶羽の血鬼術のおかげで加速し接近した

イヅル「面を上げろ 侘助」

尋常じゃない加速故に防御はできないものの、炭治郎や善逸、伊之助、獪岳、禰豆子、稲帆の攻撃が防御の役目を果たしていた

イヅルの振るった侘助は、見事大虚を切り裂いた

イヅル「…っ!皆さん退避!矢琶羽さん!」

矢琶羽「分かっておる!」

イヅル「往生際が悪い事だ…」

矢琶羽の血鬼術で全員が一定の距離を置くと同時に、大虚の周りに散った鱗粉が次々に爆発したのだった

夾迦「桃迦…ごめ…ん…」

大虚の体が崩壊し、夾迦が元の姿に戻ると涙を流しながら消えていった

夾迦と桃迦は消える時もそばにいた

炭治郎「…無事ですか…」

イヅル「問題ないです。皆さんは…なかなか疲弊してますね。一度戻りますか?」

稲帆「俺は行く。Aが心配だ」

炭治郎「俺達も向かいます」

イヅル「…ここからは先程の倍以上…いや、比べ物にならないほど辛い戦いになるかもしれません。それでも、着いてきてくれますか」

炭治郎「もちろんです」

イヅル「わかりました。では行きましょう」

森の中を駆け抜けていく一同

そんな中、森の中心地では嫌な気配が膨れ上がっていた

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設定タグ:鬼滅の刃 , BLEACH , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:切人(スランプ中…) | 作成日時:2021年8月16日 8時

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