10 ページ10
あお「へぇー、御館様びょーきなんだー」
あか「ん。でもココ最近進行してない…?」
あお「ほんとーだー。どこかの心優しい神様が止めてくれてるのかもねぇ」
あか「あいつにあったの…?」
話の掴めてない私を置いて2人は御館様に問いかけた
産「君たちの言う神様がどんな姿をしているか分からないけど、私は確かに1人の神様と話しはしたよ」
あお「ドス黒い色した大きな西洋龍でしょ」
産「違うね。私の出会った子は、とても小さな可愛い神様だったよ」
『あおあか、私話が見えてない…』
あか「後で話すよ」
『そう言って忘れないでよ…?』
産「Aも疲れてるところにごめんね。休暇をあげるからゆっくり休んでね」
『ありがとうございます。あお、あか、帰るから戻って』
あか「はーい」
あお「神様は願えば何でもしてくれる。対価はえげつないほど酷いものだ、って聞いたことあるから気をつけてねぇ」
脅しにも似た心配の言葉をかけ、実体化を解いた2人
『無礼な奴ですみません…後できつく言っとくんで』
産「ふふ、面白い子達だね。神様から話を聞いていたから前から興味があったんだ。会えてよかったよ」
『さすが御館様…お心が広い…』
産「日輪刀にも心が宿ったら面白そうだね」
『鬼斬る感想とか聞きたくない…』
産「A、何かあったら直ぐに私たちに言ってね。Aも大事な私の子供だからね」
『はい!よし、今日はゆっくり休むぞ!累、お兄さん、稲帆、帰ろ!』
お礼を言って庭から出る時、御館様がひらひらと手を振ってくれていた
見えていないとは思ったけど私からも手を振り返した
屋敷に帰ると直ぐに各々部屋に戻った
私も累と布団に潜るとピッタリとくっついて横になった
『寒い…』
累「僕にくっついたら余計冷えるよ」
『いい。誰かにくっついてたいだけだから』
眠気がある訳では無いから、ただくっついて転がってるだけ
有意義な休日の使い方
70人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:切人(スランプ中…) | 作成日時:2020年11月12日 12時