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「A、話がある。着いてこい」
『あ、はーい。累達はここにいて。童磨のこといじめていいから』
累「そうしたいのは山々だけど間違いなく僕死ぬよ」
童「累くんって良くも悪くも素直だよね」
童磨に3人を任せて無惨様の霊圧を追う
何個かの部屋をぬけて、琵琶の音が聞こえると無惨様が地図を片手に待っていた
『おまたせ、むっちゃん。話って?』
鬼「例の鬼を見つけた」
『例の鬼…あの寄生する鬼のこと?』
鬼「そうだ。森の奥に潜んでいた」
『それが分かればいいや。あとは鬼殺隊に任せといてよ。すぐに斬ってくるよ!』
鬼「死にたいならこのまま行けばいい」
『え?』
鬼「鬼殺隊の奴がそいつに挑んで首をきっていたが、そいつはそのまま食われた」
『わぁお…日輪刀が効かない…?そんなことある?首が異常に硬いとか?』
鬼「そいつはしっかり首を切り落とした」
『それが本体じゃなかったって考えるべきかな…見た目は鬼の形してて、実は本体はつま先に隠れてましたーとか』
鬼「可能性はあるかもしれないな」
『んー…とりあえず出処は伏せるからその事を御館様に報告しても?』
鬼「私としては好都合だ。私も管理しきれない鬼に挑むとなれば、柱が何人か犠牲になるだろうからな」
『そっか…下調べしたいけど…』
鬼「鳴女」
無惨様が鳴女ちゃんを呼ぶと、ベベン、と琵琶の音がして猗窩座と童磨がきた
鬼「鬼殺隊に内密で動け。報告は私のところに来るように」
そういうと地図を渡して姿を消した
童「あぁ。あの鬼のとこに行くんだね?案内してあげるから任せておいてね」
猗「なぜ俺まで…」
『私も思ったよ。犬猿の仲の2人選ぶって一筋縄じゃ行かないよね』
童磨に腕を引かれ強制的に連れ去られる
背後からはいやいや着いてくる猗窩座
『童磨、あんま引っ張ってると腕取れる…』
童「そうか!人間はもろいからね!」
はい、と出された手に全力で首を振って断る
猗窩座の手を取るとぎゅっと握る
『猗窩座のほうがまだ信用できる!』
猗「…離せ」
『嫌だ!このまま行く!』
猗窩座の手を握りながら、童磨の後ろを着いて行った
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作者名:切人(スランプ中…) | 作成日時:2020年11月12日 12時