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夜もかなり深まってきた頃、炭治郎は異様な匂いに鼻をつまんだ

胃の中で何かが渦巻くような、嫌気がさすほど甘ったるい匂い

いつか鼓の館で嗅いだ匂いよりももっと濃く感じた

炭「市丸さん、ここ、匂いが凄いです…気分が悪くなるくらい甘い…」

累「稀血の匂いだからね。普通の鬼なら食欲に負けそうなくらい魅力的な匂いだよ」

ギ「見えないんは結界のせいか」

嘴「ん、なんか来るぞ」

善「嫌な音…鬼よりも歪んだ音がする」

冨「構えろ」

全員が刀に手をかけ呼吸を整える

善逸はもちろん出来るわけなくて、添えた手がカタカタと震えていた

そこへ現れた藍染1人

Aの姿はなかった

ギ「元気やった?」

藍「そうだな。鬼は及第点だったが鬼殺隊は少しは期待できそうだな」

嘴「獣の呼吸 参ノ牙 喰い裂きぃ!」

突進してきた猪をひらりと交し捕まえようと腕を伸ばす

が、掴んだのは空気で伊之助は関節を異常なところから曲げて腕を避けた

炭「伊之助!」

炭治郎も斬りかかるが避けられる

ギ「Aはどこや」

累「返答次第では刻むよ」

藍「木陰で休んでいるよ。早く医者に連れていくことを勧めるよ」

宇「てめぇ…何しやがった」

藍「なに、無駄な抵抗をしたから鞭を打っただけだ」

ギ「音柱さん、水柱さん、3人と一緒にAの所へ行ってくれへん?ここにはもうすぐ応援が来るあら安心し」

累「…任せたよ。いこう」

でも、と嫌がる炭治郎と天元の手を引き藍染が指を指した方向へ向かった

「藍染っ!!!」

ギンの目の前を大剣が横切った

オレンジ色の髪を乱しながら、乱雑に剣を振るう一護

藍「今日は戦いに来たわけではない。様子見だけの予定だったからな。続きは準備が整ったら付き合ってあげよう」

一「逃げんのか!おい!」

ギ「…」

藍染は一護の首に刀を当てるとそのまま消えた

ギ「…あとはAに事情を聞くしかあらへんな」

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設定タグ:鬼滅の刃 , BLEACH , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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切人(プロフ) - 香野雪さん» コメントありがとうございます!今日の投稿したつもりでできてないことに気づきましたwこれからもよろしくお願いします! (2020年9月6日 0時) (レス) id: af0aa25b46 (このIDを非表示/違反報告)
香野雪(プロフ) - とても面白いです! 続きが楽しみです! 更新頑張ってください! (2020年9月6日 0時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:切人(スランプ中…) | 作成日時:2020年8月19日 21時

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