鬼は切れません！！！伍

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情報は直ぐに無惨の方にも届いた

童｢Aの血は稀血みたいな匂いがするんだよねぇ｣

玉｢ヒョッヒョッ！ならばすぐに見つかるでしょう！｣

兄｢連れてまいりましたぁ！｣

無限城に来たのは日番谷冬獅郎、四楓院夜一の2人

Aの手紙について聞かされ、情報提供に来たのだった

鬼｢ほう、話せ｣

冬｢やけに上から言いやがる…｣

夜｢まぁ、鬼の始祖じゃからな。仕方あるまい｣

渋々、といった様子で藍染について語る冬獅郎

隊長時代のこと、全員を裏切ったこと、そしてギンとAを殺したこと

｢ねぇ…Aが殺されたって……｣

知る限り全ての情報を話したところで、不思議そうに声を出した堕姫

夜｢不思議なこともあるようでな、所謂転生というものをしたみたいだな。それも儂らを巻き込んで｣

猗｢藍染って奴がAに執着する理由はあるのか｣

夜｢ある。単純に好きなんじゃ｣

冬｢殺したいほどな｣

鬼｢…ならばもう既に死んでいてもおかしくないであろう｣

夜｢知りたがりな奴のことだ、鬼や鬼殺隊の情報を手に入れたいんだろうな｣

鬼｢鬼殺隊よりも先に見つけるぞ。匂いを辿れ｣

7人の鬼は持ち場戻り、日が落ちるのを待った

2人も無事に戻され産屋敷に説明をしていたほかのメンバーと合流した

そしてそのままAの霊圧を探しに別れて散った

そしてその頃、何人もの一般隊士から事情を聞いた胡蝶しのぶと煉獄杏寿郎は今までにないほど腹を立てていた

そして訪れたのはAの屋敷

郵便受けに溜まった悪口や暴言の書かれた手紙

破壊された扉

部屋の中もそれなりに荒らされており、蜘蛛の巣が張り巡らされた所には何個かの血が散っていた

し｢酷い有様です｣

煉｢これは兄蜘蛛の放つ子蜘蛛の血だろう！とりあえず御館様に報告して直すしかあるまい！｣

し｢ええ、そうですね。1度戻りましょう｣

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