4 ページ4
気を失ってたのか、気づいて目を覚ませばよく知る天井
『四番隊…』
ギ｢どうや、辛いとこあらへん？｣
『大丈夫。少しクラクラするけどとりあえず動けそう』
ギ｢よう頑張ったなぁ…｣
しっかりと抱きしめられれば少し疲労を感じ取る
『ギン、疲れてるでしょ？休みなよ』
ギ｢せやな…とりあえず隊舎戻ろか。Aもなぁ｣
『うん！イヅルに会いたい！』
ギ｢ボクも会っとらんから楽しみやな｣
問題なく起き上がれることを確認して、そっと鬼殺隊の隊服に袖を通す
服が治ってるから誰か治してくれたんだな…感謝しなきゃ…
あーあ、死覇装、自宅に置きっぱだ
隊長羽織はそっとギンにかける
落ち着く…
『やっぱ三番隊隊長はギンだよ。私には無理』
ギ｢鬼殺隊におる間ずっとAが着とったん？｣
『そう。荷物に入ってて、せっかくだから借りてきてたの』
ギ｢Aはいつからこっちにおるん？｣
『たまたま通りかかったのが最終選別を受けるっていう子で、藤襲山の近くで刀持って倒れてたから参加者と間違えられてそのまま私も受けたって感じかな』
ギ｢ならボクの方がこの世界に来るのが早かったんやな｣
伊黒さんとの出会いを聞いて、記憶がなかったのも聞いた
体が戦い方を覚えてたおかげか、気づけば伊黒さんの継子になってたそうだ
記憶を取り戻したのはついさっき
タイミング的に私が夢に囚われた後
私が起きるのと同時にギンの記憶も戻ったみたい
不思議な体験に首をひねらせながら懐かしい隊舎を見上げる
｢市丸隊長…Aさん…？｣
からん、と箒が倒れる音と共に名前を呼ばれる
ギ｢遅なってすまんなぁ、イヅル｣
『ただいま、イヅル！』
2人してひらひらと手を振るとものすごい勢いで抱きしめられた
知ってるイヅルよりも細くなってしまった体をそっと撫でてあげるのことしか、今の私には出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
切人(プロフ) - シホニャンさん» 自分の欲で書いてますが楽しんでいただけてると嬉しいです！リクエストも大募集中なので是非！ (2020年7月13日 17時) (
レス) id: af0aa25b46 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - うぉぉぉ！！鬼滅の刃とBLEACHコラボきたー！！更新楽しみにしています！！ (2020年7月13日 17時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - そうですね。 (2020年7月4日 16時) (レス) id: 868bfc1b28 (このIDを非表示/違反報告)
切人(プロフ) - にゃんこさん» 本当にありがとうございます！お互い体調には気をつけましょうね… (2020年7月4日 16時) (レス) id: af0aa25b46 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 無理はしないでくださいね？ (2020年7月4日 15時) (レス) id: 868bfc1b28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：切人(スランプ中…) | 作成日時：2020年7月2日 12時
