鬼は切れません！！！肆

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朝風呂も悪くない

サッパリしてから着てきた着物に着替える

『ありがと、真菰ちゃん』

真｢いいよ。その代わりまた一緒に入ってくれる？｣

『うん！今度は炭治郎と禰豆子ちゃんも連れてこようね』

2人できゃっきゃしてると鱗滝さんに呼ばれた

鱗｢朝食にしよう｣

『え、いいんです？』

鱗｢もちろんだ。お前の兄弟の分も用意してある｣

『感謝します。いこう、真菰ちゃん！』

真｢うん！｣

手を繋いで小屋に向かうと豪華な朝食が並べられていた

『良かったね、累』

累｢うん｣

ご飯を食べ出して少し経つと話題は冨岡さんになった

鱗｢義勇は無口だろうが優しいやつだ｣

『確かに。言葉足らずで誤解されてるだけなんですよね』

錆｢義勇のことがわかるやつは少ないだろうな｣

真｢私もまだたまに分からない時あるもん｣

兄｢あいつはなかなか難しいなぁ｣

『でも、累達のこと認めてくれた人だしね』

錆｢義勇がこいつらを認めた？｣

明らかに驚きを隠せない3人

『うん。多分理由は2人が鮭大根食べてたからかな』

錆｢…義勇らしいな｣

真｢理由はどうあれ少し見直したかも｣

鱗｢昔ここで泣いていた頃が懐かしいな｣

『冨岡さんが？』

鱗｢あぁ。錆兎によく泣きついてたな。その度に男らしくないと叱られていた｣

『ぷっ、今の姿からは想像つかないかも』

兄｢って言うかよ、こんなに冨岡の話してたらアイツくしゃみ止まんなくなるんじゃないか｣

『確かに！噂するとくしゃみ出るって言うしね。今頃蝶屋敷によって行ってるんじゃん？』

累｢蟲柱から文句言われてそう｣

けらけらと笑いながらのんびりと朝食を進める私たちだった



一方

｢ｸｼｭｯ…｣

し｢風邪ですか？柱なのに情けないですね、冨岡さん｣

冨｢違う｣

し｢熱とかはなさそうですし…もしかしたら噂されてるのかもしれませんね｣

冨｢錆兎…真菰……｣

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