愛を込めてたつみを

にじゅうはち ページ28

今日は、泊まってくれるらしい。





今思ったけど シングルベッドで3人はキツイか？






まぁ、でも寝れるなら問題ないしいっか。





「 兄貴、もっとそっち寄ってくれよー」






「 うるせえ。ここで限界だわ 」









2人にめっちゃ挟まれてるし、剛保がすごい寄ってくるんだけど…






「 ぐ、ぐるじぃ… 」






結果、キッツキツのベットで寝る事になった。




「 俺、こーやって寝るの久しぶりだわ。」





「 ずっと家空けてたしな。」





「 何でだっけ？忘れちゃった。」




なんか依頼が どうたらこうたらって言ってた気がするけど。






「 あー強盗？あと、戦争とか。時には殺人もな。」






「 俺様、空飛べるんだぜ、すごいだろ？」








「 いや、空飛べるってどーゆこと！？！」







いや飛べるってやばくね、どっかの能力者かよ。

断罪兄弟って違う意味ですごいわ…。






「 なんつーだろ、特殊能力みたいな？俺は振動で周囲が分かる能力をもってるぜ。」






「 え、それって、ドッキリとか出来ないじゃん。」






「 まぁ、そういう事になるなー」






え、クソつまんなくね。ドッキリとか やろうとしても、剛保の周囲にいるとバレるじゃん。




てか、こーやって人と 寝たりするのいつぶりだろ。
母さん達とは寝た事無いしね。




「 私、こうやって人寝るの初めてかも。」





「 じゃあ今日が初めて記念日だな！ 」




「 お望みなら、毎日寝てやるよ 」






「 うん。じゃあお願いします。」





おう、って同時に言った。やっぱ双子だから呼吸も合うのかしら。




「 A、おやすみ。」





「 おやすみ。」









今日はやっと、素直に甘えられた日。

にじゅうきゅう→←にじゅうなな

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す