相澤先生の大切な人が死んで再び転生する話。 (ページ16)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:25,177 hit

15話個性把握テストページ16

相「中学の頃からやってるだろ？個性禁止の体力テスト。爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった？」

勝「67m」

いや、勝己は個性使ってなくても凄いから。私個性使わなくて勝己の6分の1くらいだから！

相「じゃあ個性使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ」

消太はボールを勝己に渡す

すると

勝「死ねぇ！！」

いや掛け声な、おかしいだろ

言うと思ったけど

消太の手元にある表示は705,2m。

ちらほらと感嘆の声が聞こえる

相「まず自分の「最大限」を知るそれがヒーローの素地を形成する合理的手段」

すると途端にみんなが言い出した

「なにこれ！！面白そう！」

「”個性”思いっきり使えんだ！！さすがヒーロー科！！」

みんな楽しそうだけどさ、これから8種目するんだよ？個性使ってそれなりに疲れるよ？

風しか使わないけど

するとそんな生徒を見て消太は

相「………面白そう…か。ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい？」

………嫌な予感

相「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう」

うっはぁ、やべぇ奴だ

私は自分で言うのもなんだけどこのテスト最下位にはならないと思ってる

心配なのは出久だ

出久は無個性

正直雄英に入学出来たのは奇跡だと思っている

でも私は出久が中学3年の途中から何か頑張り出したのを知っている

除籍にはなって欲しくない

相「生徒の如何は先生の”自由”ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」

これは本気で除籍するつもりだろう

すると、生徒の1人が抗議の声を挙げた。

「最下位除籍って…！入学初日ですよ…!?いや初日じゃなくても…理不尽すぎる!!」

それに対して

相「自然災害…大事故…身勝手な敵たち…いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれてる。｣

相｢そういう理不尽を覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続る”PlusUltra”さ。
全力で乗り越えて来い」

ここで落ちるわけにはいかない

周りも気合を入れている

ただ出久が真っ青な顔をしていた

『……出久！』

緑「な、なに？A」

私は出久ならできると信じているからこう言う

『頑張ろう！出久ならできるから！』

緑「…ｯ！…うん！頑張る！」

すると少しだけ顔色は良くなった

まだまだ不安そうだけどね

さあ、この体力テスト、どうなることやら