オーバーブロットした話。【ツイステ】

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Aside




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周りが真っ暗になった。

光もなくて、ただただ真っ暗な道をひたすら歩く。



『アズール、ジェイド、フロイド。』



誰も返事は来ないし私の声が響くだけ。

真っ暗な道で寂しくなった。3人がいないとなんにも出来ない私はどうしていいか分からない。


本当にこのまま死んでしまえばいいのに。




「…A」

『…あずーる、？』



「A〜！」

『ふろいど？』



「A。」

『じぇいど？』





何も聞こえなかったはずなのに、目を瞑ってしまえば3人の声が脳内に響く。

どうしてだろう、幻聴かな。



『…頭が痛い。』




誰かの知らない能力を吸った気がする。

また体が破裂しそうになるくらい痛くなる。


私に合う魔法なんてないし、能力なんて無かった。


でも魔法なんて使えるのが限られてくるし知らない奴の、対価の魔法を貰うしか無かった。

辛い。苦しい。


そんな弱音、誰も聞いてくれるわけが無い。







『たすけてよ。アズール、ジェイド、フロイド。』





真っ暗なこの場所から、救ってよ。








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